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3分で読める本日の注目ニュース(2024年2月25日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・岸田総理は、台湾の半導体製造大手TSMCが熊本県に建設した第1工場の開所式にビデオメッセージを寄せ、その中でTSMCが今後建設をする第2工場への支援を決めたと発表しました。政府はあわせて1.2兆円規模の補助金を投入する方針です。

岸田総理
「半導体はデジタル化や脱炭素化の実現に不可欠なキーテクノロジーです。日本政府は先端半導体の国内製造基盤の整備に向け、前例のない大胆な支援を講じてきました。我が国の半導体産業、ユーザー産業双方にとって大きな一歩です。また、TSMC社の世界戦略の中に日本が重要な拠点としてしっかりと位置づけられることを歓迎します。政府としても、昨年12月に策定した国内投資促進パッケージに基づき、引き続き、予算、税制、規制改革などの支援策をスピーディーに実行してまいります。その具体例として、2号棟についても支援を決定しました」

TSMCが熊本県に建設した第1工場の開所式に寄せたビデオメッセージで岸田総理はこのように述べて、今後建設される第2工場への支援も決めたと発表しました。

日本政府はすでにTSMCの第1工場に最大4760億円の補助を決めていて、第2工場もあわせると1.2兆円規模の補助金を投入する方針です。

芸能ニュース

・3月末で所属事務所「スマイルアップ」を退所するKinKi Kidsの堂本剛(44)が24日、bayfm「堂本剛とFashion&Music Book」(土曜・後10時)で、独立について言及した。

 剛は「個人の活動に関してフィールドを変えて、活動していこうと思っています」と報告。独立を決断した理由は、2017年に発症した突発性難聴だったことを明かした。現在でも後遺症に悩まされており、「最大限の方法でケアをしているのですが、先日新しい病院で聴力検査をして、先生が『本当に聞こえていないじゃない』と。先生とお話して、環境を大きく変える必要があるのでは」と話した。

 体調や耳の状態と向き合い、自身の意思で仕事のスケジュールを決めていくことが「音楽を続けるために必要」とし、「体的に厳しいと思ったらキャンセルすることができたり。人生一度きりだし、自分らしく生きていく。これからも変わらずに、よろしくお願い申し上げます」と話した。

スポーツニュース

・卓球 世界選手権団体戦第9日(24日、韓国・釜山)

 女子決勝で日本は2―3で中国に敗れ、5大会連続の銀メダルだった。日本は1971年大会以来53年ぶりの世界一を懸け、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)のパリ五輪代表3人を起用。第2試合で早田、第3試合で平野が白星を挙げ、頂点に王手をかけたが、第4、5試合を落とした。中国は6連覇を飾った。

【写真】気合前面!腹の底から叫ぶ早田ひな

 早田が大一番でエースの輝きを放った。張本美が敗れた後の第2試合。過去7戦全敗だった東京五輪女王の陳夢を3―1で破り、流れを一変させた。「自分1人だけで勝てたわけじゃなくて、本当にいろんな方に支えていただいた。(伊藤)美誠にもアドバイスしてもらったりとか、いろんな方のサポートがあって一つの壁を越えることができた」と胸を張った。

 続く平野の勝利で世界一に王手をかけた。第4試合は自身が孫とのエース対決に0―3で敗戦。第5試合の張本美も敗れて53年ぶりの金メダルには届かなかったが「ここまで競った試合ができたことは、自分たちの成長かなと思います」と手応えはつかんだ。「ここから中国に対して、より厳しい戦いが続くとは思うんですけど、最後団体として、また違う壁を越えられるように頑張りたい」と、パリ五輪での雪辱を見据えた。

話題のニュース

・ロシアによるウクライナ侵攻は24日、開始から2年を迎えた。

 北朝鮮やイランの支援を受けるロシアと、西側諸国を後ろ盾とするウクライナの戦いは、権威主義と民主主義の激突の様相を呈する。ゼレンスキー大統領は24日、国民向けのビデオ演説で「730日分勝利に近づいた」と述べ、改めて国民の結束を訴えた。3年目に突入した戦争の出口は見えないままだ。

 ゼレンスキー氏は「私たち一人ひとりに弔うべき人がいる。彼らのためにこうべを垂れよう」と犠牲者を追悼した。その上で「私は国民一人ひとりを誇りに思い、信じている。この戦争の結末はたった一つしかない。それは勝利だ」と抗戦継続を主張した。

 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は24日、イタリアのメローニ、カナダのトルドー、ベルギーのデクロー各首相を伴って首都キーウ(キエフ)を訪問。SNSに「われわれは経済的、軍事的、道徳的に、かつてないほど決意を持ってウクライナと団結する」と投稿し、支援継続の方針を強調した。

 先進7カ国(G7)首脳も同日、ゼレンスキー氏を招き、ウクライナ支援に主眼を置いたオンライン会議を開催。米国や欧州で支援の機運が低下する中、民主主義陣営の結束を再確認するのが狙いだ。

 キーウ旧市街に位置する聖ミハイル黄金ドーム修道院には、多くの市民が祈りに訪れた。「戦死者と今も戦う兵士のために祈りをささげた」と戦車部隊所属のペトロ・バブチュクさん(33)。妻ウリャナさん(30)は「ウクライナの勝利と戦争終結を祈った」と語った。

 一方、スイスのカシス外相は23日、国連総会での演説で、「今夏までに」スイスで首脳級の「世界平和サミット」を開催する意向を明らかにした。ゼレンスキー氏は1月、自身が提唱する和平案推進のため、同サミットを実施することでスイスと合意していた。

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