3分で読める本日の注目ニュース(2024年8月10日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・気象庁の南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」発表から一夜明けた9日、静岡県内のホームセンターなどでは朝から飲料水や食品を買い求める人が相次ぎ、品薄になる様子も見られた。お盆時期は小売店への商品搬入量が一時的に減る場合もあるが、宮崎県沖を震源とする8日の地震で国内の供給体制に大きな打撃はなかったとみられる。各店は「一人一人が節度のある購入量ならば商品は枯渇しない」とし、冷静な消費行動を促した。
県内外に展開する食品スーパー「フードマーケットマム」の各店は水やカップ麺を購入する客が訪れた。供給体制を強化するため担当部署が商品集めに奔走している。「一時的に欠品が生じるケースはあるが、入荷に向けて全力を挙げる。慌てず買い物をしてほしい」と呼びかけた。
静岡市清水区のカインズ清水店では午前9時半の開店前から約50人が列を作った。2年前に同地域を襲った台風で断水被害にあったという安藤美奈さん(48)は「日ごろ備えているが、災害の怖さを知っているだけに水を買いに来た」。同店は飲料水の購入を1人2点に制限。堀川雅臣店長(43)は「発注量を増やし、求めに応えたい」と語った。
同市駿河区のジャンボエンチョー静岡店で開店待ちした会社員女性(38)は「同居する祖父母たちのためにも」とポリタンクや携帯トイレを購入した。同社広報部は飲食品のほか家具の転倒防止グッズなどの需要が増えているといい、「多くの人に商品が行き渡るよう買いだめは控えて」と呼びかける。
災害時はトイレットペーパーの需要も増加する傾向がある。富士市のトイレ紙製造企業には取引先から「売り上げが急増している」との連絡が入った。10日から物流会社が休みに入るといい、在庫対応する場合はお盆明けになるとした。
芸能ニュース
・7月にスタートした連続ドラマも、折り返し地点を過ぎた。話題作の多いなか、“リタイア”が続出しているドラマはーー。
本誌はアンケート調査をおこない、「途中でみるのをやめたドラマ」は何?を、全国のテレビ好きの30代から60代の女性500人にきいた。対象としたのは、民放のプライムタイム帯で放送されている7月スタート(一部は6月から)のドラマ15作品だ。
では「リタイアドラマ」トップ5からみていこう。
【第5位】『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)40票
二宮和也主演の医療ドラマ。第5話までの世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は11%を超え、今期ドラマではダントツ。「さすが日曜劇場」といったところだが、リタイアの理由は?
「シーズン1がおもしろくて期待をしていたけど、今回はなんだかおもしろみに欠ける。同じニノだけど…」(30代・主婦・東京都)
「医療ドラマが好きでみてみましたが、あまりに現実離れしていてリタイア。なぜオペするのに賭けが必要なの?あと主役の人が天才外科医にはみえない」(60代・主婦・神奈川県)
【第4位】『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系)41票
過去に何度もドラマ化された『南くんの恋人』の男女逆転バージョン。主演は飯沼愛。
「なんで男女を逆にしたの?昔武田真治がやってたのはおもしろかったのに」(40代・パート・福岡県)
「6月まで同じ時間の『Destiny』をみていたのでつい見てしまいましたが、完全に子供向けのドラマでリタイアです。もう少し大人向けのドラマにしてほしかった」(50代・主婦・茨城県)
【第3位】『科捜研の女 season24』(テレビ朝日系)47票
1999年から続く長寿シリーズ。主演は沢口靖子。
「これまで長年なんとなく見てきましたが、さすがにマンネリ化しすぎ。それが気楽でいいところなんですけどね」(60代・主婦・福岡県)
「家族がみているので付き合ってみていましたが、さすがに飽きますね。毎回同じ話の繰り返し」(20代・無職・長野県)
【第2位】『海のはじまり』(フジテレビ系)55票
主演はSnow Manの目黒蓮。大ヒットした『silent』のチームが再結集したことも話題に。共演は有村架純、大竹しのぶなど。
「暗い重いという声が多いのは知っていますが、それより話が『綺麗ごと』すぎる気がします。無理やり感動させようという感じもダメでした」(30代・医療系・東京都)
「彼氏に内緒で子どもを産んだとか、とにかく共感できないことだらけで無理です」(20代・アルバイト・愛知県)
「話の展開がおそく飽きました。主役の方も人気はあるのでしょうが、演技は残念。ボソボソ話してばかりで字幕がないと何を言っているのか解りません」(60代・無職・東京都)
【第1位】『新宿野戦病院』(フジテレビ系)60票
脚本は宮藤官九郎。小池栄子と仲野太賀のダブル主演。
「出てくる人がみんな早口でうるさいので疲れます。ところどころ字幕が出てきて読むのに必死になります。小池さんとかキャストは好きなんですが、私には合っていなかった」(50代・主婦・東京都)
「宮藤官九郎さんのドラマは好き嫌いがはっきりしていると思う。私は苦手な方だけど、試しに見てみたらやっぱりダメでいた。今回は特に下ネタが多いので」(60代・主婦・埼玉県)
「『不適切』の宮藤さんの脚本だと聞いて楽しみにしていたんですが、期待はずれでした。あまりにドタバタしすぎて、演技もオーバー、英語もよくわからない。楽しめませんでした」(40代・会社員・神奈川県)
録画などで視聴する「タイムシフト視聴率」が高いドラマとしても注目されているのだが…。確かに「好き嫌いがはっきりしている」ドラマといえるだろう。
なお、このランキングはあくまで「視聴をリタイア」したドラマのもの。ランク上位はそれだけ注目の高い作品であり、下位ドラマは視聴さえされていない可能性が高いーーという点には留意されたい。
スポーツニュース
・◇パリオリンピック2024 ブレイキン Bガール(大会15日目=日本時間10日、コンコルド広場)
パリ五輪の新競技ブレイキンでは、湯浅亜実選手(25歳、ダンサー名=AMI)が初代女王に輝きました。
ブレイキンは、DJが流す音楽に合わせそれぞれパフォーマンスを披露。1対1の対決で「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて採点を行います。
予選リーグから華麗なステップやダイナミックなパワームーブで会場をわかせ、準々決勝へ。その後もSYSSY(フランス)やINDIA(オランダ)を破り決勝に勝ち進みます。
決勝ではNICKA選手(リトアニア)に対して、3ラウンドの戦いで3-0の勝利。初代女王に輝き、金メダルを手にしました。
話題のニュース
・南米ブラジル・サンパウロ州の内陸部で乗客乗員合わせて61人が乗った旅客機が墜落し、地元当局は乗っていた全員が死亡したと発表しました。
CNNなどによりますと、9日午後1時半前、ブラジル南部のパラナ州から隣接するサンパウロ州に向かう旅客機が墜落しました。
現場はサンパウロ市から北西に約80キロ離れた場所です。
運航するボエパス航空によりますと、旅客機には乗客57人と乗員4人の合わせて61人が乗っていて、地元当局は全員が死亡したと発表しました。
墜落する直前、機体は2分足らずの間に5000メートル急降下したということです。
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