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なぜその情報源を信用するのか
どうも、こんにちは。
調べ物をするとき、今は主にインターネットの情報から探すことが多いでしょう。では、インターネットの情報は、どのように探していますか?どれほど時間をかけていますか?
じゃあ、見つけたその情報、あなたはなぜ信用しますか or 信用しませんか?どのような基準でしょうか? 詳細に言えますか?
今回の記事では、そこを自分なりに考えてみようと思います。
信用するか判断する要素
様々な情報源について、あなたは何基準で信用しますか?
私が「その記事の中身」以外で信頼できるか判断する要素を並べます。
情報の発信元の名前、所在が明確
独自ドメインを取っている( .com とか .jp を購入している)
サイトの設立日 (実績)
同サイトの他の記事のジャンル、他の記事
そのサイトにたどり着いた経路
程でしょうか?
記事の中身で判断するなら、
引用があるなら、その信頼性はどうか(↑の項目で調べる)
自分の考えとの近さ
既に知っている情報かどうか
自然な日本語かどうか
文体, 書き方 (○○である、○○だ、○○だろ?)
論理的で、矛盾や不明瞭な点があるかどうか
何か前提にしていることはないか
定性的でなく定量的かどうか (数値を使って説明しているか)
偏った情報かどうか
でしょうか。もしかしたら、不足があるかもしれません。
少々多いですが、1つ1つ説明します。
情報の発信元の名前、所在が明確
これは、結構大きな判断材料であると思います。例えば、同じ情報でも、大手新聞社が扱うのと誰が書いたかわからないtwitterの書き込みでは、大手新聞社のほうが比較的信頼できます。なぜなら、実際に会社が存在するし、印刷所もあるし、トップの人の名前も乗っているからです。同様に、政府機関や国際機関、マスコミもそうです。基本的なことかもしれませんが、意外と重要です。「偏向報道がー」などについてはまた別の話です。
独自ドメインを取っている
これはどちらかというと、ネット上の個人が発信する情報に対する判断材料です。独自ドメインとは、なんとか.comのように、URLになる部分です。実は、これを取得する初期費用、維持費用として月額何千円かかかるのです。.jpの場合は、信頼性のため.comより高めに設定されています。ただ、価格は販売会社によって異なることが多いです。実際にある販売サイトお名前.com等へ行ってみるとよくわかります。
私は、これは大きな判断材料にはならないとは思いますが、無料サービス(なんとかブログとか)で発信するよりはマシかな?くらいです。
サイトの設立日 (実績)
まあ、これは情報を扱うところでなくとも同じことが言えますね。とはいっても、経験上これが参考になることはあんまりないかな?と思います。そっちよりも中身が大事かなと。
同サイトの他の記事のジャンル、他の記事
同じ筆者が書いている場合、他の記事を見て筆者の意見を探るのもありです。ただ、これが役に立つのは政治,経済とか、そういう系のジャンルとかかな?
そのサイトにたどり着いた経路
インターネットには山ほど情報があるのは承知の通り。ただ、その情報をGoogleの検索1位から来たのか、怪しいサイトの紹介で貼られたページからなのか?で、もう予想できますよね。まあ、よほど大きな調べ物とかしない限り気にしなくてもいいでしょう。大抵は検索上位のサイトから調べることが多いと思います。
引用があるなら、その信頼性はどうか
場合にもよりますが、引用をする記事、本、サイトが怪しいものだったりすると、怪しいですよね。引用した理由が、自分の主張と似ているからなか、別の意見として出すためなのかで違いますよね。
自分の考えとの近さ
これは、心理的に受け入れられるものかそうでないかという意味です。中立を保つにはこの判断材料は不適でしょう。ただ、あまりにも奇妙な意見を排除するのに使うかも?まあ、一応書いたって感じです。
既に知っている情報かどうか
これも心理的に受け入れやすいかという点で、上と同様、一応入れてみたって感じ。
自然な日本語かどうか
これは実際に見たことある人もいるかもしれません。不自然な日本語になるのは日本語使わない人がgoogle翻訳などで訳したものでしょう。ただし、注意してほしいのは、必ずしも信用できないとも言えません。例えば、英語のプログラマー向けQ&Aサイト、stackoverflowは、日本からアクセスすると、英語の投稿が自動翻訳されたものが出てきます。その為不自然な日本語が現れますが、決して怪しいサイトではありません。
文体, 書き方
これは強い口調で、他人を攻撃するような言い方かどうか、というのが主です。twitterなどの政治的発言ではよくありますね。これも心理的な部分があります。
論理的で、矛盾や不明瞭な点があるかどうか
ここからが重要です。先に上げた要素は、直接信頼できるかどうかには関わらないですが、以下4つは注視すべきものです。
これは、そのとおり、屁理屈がないか、何かを前提を飛ばしていないか、とか。ただ、案外気づきにくいので、注意。
何か前提にしていることはないか
当たり前かと思いますが、戦争=平和ではない。ということも、前提ですね。(それが常に正しいかはさておき) ただ、この前提が誤った前提であるときもあります。例えば、安倍元首相の事件以降、「自民党=カルト」という前提で語る人もtwitterでたまに見ます。その認識が合っているのかを客観的に偏りなく説明できないとその人の主張も納得できませんよね。
定性的でなく定量的かどうか
定性的、定量的という言葉を知らないかもしれません。定性的は、「多い」「少ない」のように、数字を使わない表現のことで、定量的は、「20人」「13人多い」のように数字を使った表現のことです。
感覚が異なるため、定性的な説明だとわからないことも。
だからといって、数字に騙されないように。(数字を示せても、多い、少ないと判断する理由が変だと意味がない。)
偏った情報かどうか
9の偏った情報かどうか についてですが、どうやって判断するねん!と思うかもしれませんが、おおむね判断ができます。それはこうです。
「暗黙的に結論が出るものは大抵偏っている」
全てに当てはまる基準ではありませんが、あとは自己判断で何とかなるでしょう。
例えば、過去に食品添加物の記事で、「味の素」と「ナチュラルライフ 暮×楽」の記事を引用しました。
引用した一部分だけを見ると
「味の素」では「食品添加物は安全」
「ナチュラルライフ 暮×楽」では「食品添加物は危険」
と結論が書いていないのに、なんとなくそんな気がすることでしょう。そういった場合、偏っているとみなします。(偏っている≠信頼できない)
且つ、数字を使った説明も見られなかったので、定性的であると言えるでしょう。
総合的にその情報源を信頼する理由
個別の要素を見てきましたが、今度は総合的になぜ信用するかを考えます。
知っている媒体だから信用する
緊急のニュースや、大きな出来事の場合などは、「ニュースでやってる」から、信用します。例えば大きな地震が起きたとき、TVの言うことが嘘だと思いますか?普通そんなこと考えずに信用するでしょう。
SNSのニュースアカウントでも、友人の発言でも、匿名の口コミでさえ、amazonのレビューにあるから、食べログにあるから、信用することも。
自分がそう思うから信じる
扱っている情報が自分にとって都合のいいからというのもあります。これはもう信用する要素とかは信用を強める補助的なものになるだけになります。
これは陰謀論者とかtwitterにいるおかしな政治的発信する人とか、ちょっとヤバそうな人がしてそうだなと思います。
ただし、経験上これを自覚していないこともあります。これは、SNSの特性によって助長されていることもあるからです。
信用できる要素が多いから信用する
入念にいろんな情報を調べるにあたっては、やはりこれが普通でしょうか(私の直感ですが)。もちろん、どの方法をとっても100%正確(かつ信頼できる)情報を見つけることはできません。
私が思いつく限り、この3つで判断しているのだろうと思います。(もしかしたら不足があるかも)
さいごに
思ってたのと違う記事の内容になりましたが、どうですか?改めて自分が記事をどう信じていたか確認することで、信じていたおかしな情報を「あれ、これ信用できないかも?」と気づくきっかけになってもらえると嬉しいです。
最後に、結局信用するかどうかを決めるのは自分自身です。
では、失礼しました。
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