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2022ガンバ残留戦線

ガンバ大阪は片野坂監督を解任し松田浩を後任監督に据えた。

5勝7分12敗、総得点22点 総失点-34点。
フロントとしてはギリギリまで我慢したのだろう。もっと早くに解任されてもおかしくない成績であったが、相次ぐ主力の負傷離脱やコロナによる離脱者と過密日程などの弁明要素、そしてH広島戦やH浦和戦(前半)の一時の出来の良さがその判断を遅らせた。この判断が正しかったのかどうかはシーズン終了後にしかわからない。

片野坂ガンバがなぜうまくいなかったのかとかは、きっとちくわさんやF。先生など有識者の方々が書いてくださると思うので、これからのことを考察したい。


1.残留ライン勝ち点の予測

勝ち点としては40ptあたりが狙いたいポイントになってくると思われる。
過去の残留ラインは以下である。過去10年の平均では33.4ptだが、下位チームがもつれそうな今年は高くなる可能性が高い。

2020年29pt
2019年36pt
2018年41pt
2017年33pt
2016年30pt
2015年29pt
2014年36pt
2013年26pt
2012年40pt(ガンバ降格時)
2011年34pt

ガンバの現在の成績は下記である。
22pt 得失点差-14 5勝7分13敗 暫定17位(自動降格圏)
現在22ptのため、40ptを獲得しようとすると残り9試合で18pt、6勝3敗や5勝3分1敗のような成績が必要になってくる。


2.ガンバのこれからの試合日程

8月の残り2戦と、9月の3試合でほぼ決まると言っても過言ではない。理由は10月に上位で強豪チームである柏・横浜FM・鹿島との試合が固まっているからだ。

8/27 A vs名古屋
8/31 A vs福岡(直接対決)
9/3 H vs鳥栖
9/10 H vsFC東京
9/18 A vs神戸(直接対決)
10/1 H vs柏(上位)
10/8 A vs横浜(上位)
10/29 H vs磐田(直接対決)
11/5 A vs鹿島(上位)

最後のほうの試合日程で追い上げる、ということはウルトラ級の難易度であることは認知しておいてほしい。


3.最後に

松田新監督の初陣は残念ながら2-5で大敗した。相手は上位でチーム状態の広島だったので、さすがに完成度などふまえて歯が立たなかったことは否めない。しかし、順位の近いチームとの試合が続くこの5試合こそが重要。過ぎたことを悔やんでも勝ち点は戻ってこない。ガンバ大阪のここからの奮起に期待したい。

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