#50 手まり「菊曼荼羅」の作り方
作る手順には意味がある
この模様は、母も祖母も好まなかったデザインです。
理由は花の中心を開くタイプだからです。
中心を開く菊
私も最初は花の中心を開かずに作ろうとしていました。
そして、上下同時に作ろうとしていました。
花をかがる角度が重要
花の中心を開かずに、上下同時にかがろうとしたために
綺麗な糸の重なりを出すことが出来ませんでした。
私は基本的にマニュアルを読まずに
イメージ先行でとりあえず作ってしまいます。
見本の写真どおりに出来上がらず
その後、手順のポイントごとに違いを確認しました。
中心を開き、上下別々に作るタイプだとわかりました。
この違いが模様に反映されるとは
思っていませんでした。
でも、試すしかないと、再度作ってみました。
その結果、中心を開き、上下別々にかがる事で
花びらの角度が開いた分、
糸の重なりが綺麗に出ることがわかりました。
菊曼荼羅の作り方
手まりのサイズは直径8-10cmです。
どちらのサイズでも、問題ないです。
中国の25番刺繍糸を使うときは、10cmが良いでしょう。
地割(じわり)は16等分です。
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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。