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年齢のお話。2023年

#年齢 #高齢者 #年齢詐称する気はありません #実際年齢 #思い込み年齢
#美しく年齢を重ねる #歳を忘れる #見た目年齢


誕生日


先日誕生日を迎え〇歳になりました。
誕生日を迎える直前までは、〇歳に近づき思うところ感じるところがあるのだろうなぁ、などと漠然と思っていました。

ちょうど誕生日の日に知り合いと会っていました。
今日誕生日なんだ。と言ったら、何歳になったの?と言われたのですが、とっさに答えが出てきませんでした。
〇歳なんだね。私が〇歳で年齢差〇歳だから。と彼女は言いました。
私は違うよ、〇歳だよと言おうとしたのですが、彼女の言う事のほうが正しいです。
正直言いまして、自分の年齢をすっかり忘れておりました。

老け込んだ人


今まで何人かの年上の方を見てきましたが、どの方もある時点でぐっと老け込むのです。
理由はいろいろあると思います。

また次のように言うのを聞いたこともあります。
見た目年齢と言うのは、自覚した時点でその年齢になるのだと言う人が居ました。

美しく年齢を重ねる


永六輔さんが言っていたお話です。
美しく年齢を重ねるためには、理想とする50代、60代、70代の人を見つけなさい。
その方たちをお手本にすれば、理想通りの人生がおくれると言っていました。

あなたは何歳まで年を数えていますか?


正直なところ、きっちりと年齢を数えていたのは二十歳まででした。
その後結婚、出産をし息子の年齢は数えましたが、自分の年齢はすっかり忘れていました。
息子の年齢も20歳までは数えましたが、その後は数えるのをやめました。
現在、自分の年齢を答える必要がある時は、生まれたのが西暦〇年なので現在〇年だから自分の年齢は〇歳だと計算しています。

昔ピアノの先生が自分より年上のお弟子さんに言っていた言葉です。
先生も50歳になったようです。
50って嫌ですね。と盛んに言っていたのです。
その時私はまだ中学生だったと思います。
年齢が上がるとそのように感じるのかな?とぼんやり聞いていました。

その当時、女性の定年が55歳、男性の定年が60歳と言われていた時代です。再雇用制度などもまだなかったと思います。
そう考えると、ピアノの先生が50歳になったのを嫌がっていたのも何となくわかります。
また人生50年などと言われた時代もありました。
日本人の平均寿命があがり高齢化社会などという言葉をニュースで聞き始めた頃でした。

ある高齢者のお話


ある日、高齢の女性を二人の女性が医療機関に連れてきました。
二人の女性は娘さんかお嫁さんか?と思われる方です。

今日はどうされましたか?
介護保険の都合で診断書が欲しくて来ました。
年齢を教えてください。
あたしゃ二十歳だよ!
二十歳なら二十歳らしく、しゃきっとしなさい!
えーっと何歳でしょうか?
90歳です。

思わず心の中で、お見事!と叫んでしまいました。
私は別室に居たので、お姿は拝見していません。
しかしその声は、お元気そのものでした。
老けない秘訣は理想の年齢を思い込むことだと感じました。

私もしばらくの間40代後半と思い込むことにします。



最後まで読んで頂きありがとうございます。

読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。