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あえてこの時代に都心に住むこと

年始にバタバタと引っ越し、同時期に
ライフイベントが何個も発生するという壮絶な3ヶ月を終え、
今年もう紅白見ても悔いがないんじゃ?と思うくらい
2021年を余生感覚で生きています。新年度です。
(多分あと1、2回は荒波が来る)

そしてふっと落ち着いてみて思ったことが、
都会、住み良い…!ということ。

引越しでは、条件面だけをみて土地に拘りを持たなかったのに
気がついたら主要ターミナル駅に徒歩20分、電車で2分の
とんでもない都心に住居を構えていた。
このコロナ禍で都心に住む必要がなくなり
遠方のいい感じの都市が人気で、都心は空きが増えてるらしい。

前に住んでいた街は、ファミリーに住みやすいと評判で
生活基盤が整っており、自粛期間においても特に困ることはなかった。
でも周りに知り合いもなく誰にも会わずで一人暮らしには結構寂しかった。
ちょっと都心から距離もあったので、遊びに出ても移動に疲れた。
電車は人が減ったと言っても、普通に休日は人で溢れていたし。

それが、こっちに来たことで、
必要な人にはすぐに会えるのに、無駄な人との接触が減る
とってもストレスフリーな状態になった。

①主要駅が近いので、生活基盤が都心になる
(サクッとご飯や、ちょっとした買い物、展示も気軽に行ける)
②バスや自転車で通えるので、移動であまり人に会わずに済む
③移動時間の短縮で、圧倒的に時間の余裕ができる

最近、リモートワークなどで地方移住に注目が高まっている。
私もそれにより実家などでも仕事が出来るので嬉しい潮流だが
だからと言って都心を否定することもないんだなと感じた。

最近、移住や遠方に住むことを考えていると
私の周りでもよく聞く。
完全フルリモート!で、明確に地方に住む理由がある人や
ファミリーで豊かな土地に住みたい人ならいいけど、
それなりにアクティブで、街にも出る一人暮らしは
完全に都会向きなのかもと思った。流されそうだったけど。

家族と遠く離れていたら特に、社会とのつながりを友人や恋人、
家の外に求めることしかできない。

そうなった時に、すぐに社会とアクセスできる場所に
身を置くことは、精神的な安定にも繋がるのかもしれない。

田舎っ子として、地方の良さはすごくわかる。
狭いながらも暖かいコミュニティ、不便さえも愛おしい豊かな暮らし。
でもそれは地域のつながり、自立した生活があってこそ。
憧れはすごくあるし、いつかはそうしたいけど、
不安定でミーハーで流されやすく、いい意味で自由な今は
もう少しこの明かりがたくさん灯った街にいてもいいのかもな、と思った。

当たり前っちゃ当たり前の気づきなのだけど、
意外と盲点だったので、ここに記しておきました。

都心、楽しーい!(酔っ払ってそのまま歩いて帰りたいだけだろ)

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