機械兵団の進軍:リミテッド環境について
機械兵団の進軍リミテッド遊んでいますか。普段と違うパックソートや公開される強力なレア達に期待と不安が入り混じりながら始まったリミテッド環境ですが、遊んでいると発見できた事があります。今回はそのことについて書きたいと思います。
レアを使う
レアを使いましょう。レアを活躍させたら勝てる環境です。今回はパックから出るレアの枚数が多く、種類も豊富で全てのカードの効果を把握するのも難しいです。普段から言っている事ですが使ったことないレアは効果を知っていても、どれくらい強いのか正確にはわかりません。とにかく使ってみる事が大事です。
アドバンテージをとる
カードを引いたり相手に捨てさせたりしてアドバンテージをとりましょう。相手のレアを有効に使わせない、こちらのレアに早くアクセスする為です。レア1枚で戦況が傾くリミテッド環境でこれほどまでに大量のレアが出る環境は今までありませんでした。カード1枚1枚の価値が高い環境になっておりアドバンテージをとることが大きな差につながる環境になっています。
サイズで勝つ
コンバットトリックを使うプレイヤーが少ないです。戦闘は単調な事が多くサイズがそのまま勝敗を分けます。レアのクリーチャーは同じマナ域のクリーチャーより大きい事が多いです。レアが多いこの環境で小さなクリーチャーはすぐに戦闘に参加できなくなってしまいアドバンテージを失う原因になります。これには2つの理由があると考えています。
バトルの存在
今回のセットで新しく登場したカードタイプ:バトル。戦場に出た時に効果が誘発しソーサリーのような役割を果たします。これを攻撃しアドバンテージを得るにはクリーチャーが必要です。それゆえにバトルを入れるとデッキ内の非クリーチャー枠を圧迫する事になります。一般的な割合クリーチャー15枚非クリーチャー8枚で考えるとバトルを3枚入れると残り5枚です。5枚の内に除去やドローソースを入れると入るコンバットトリックは1枚か2枚程度になるでしょう。
コンバットトリックが弱い
コンバットトリックの修正値が普段より小さく設定されています。以前までならば+3/+0して先制攻撃や+4/+4する2マナのコンバットトリックがあり、戦闘の結果を大きく変える事ができました。しかし今回は軽めのものが多いとはいえ修正値が2以下のものしかなくクリーチャー自身の戦闘力がある程度必要です。
以上が大まかな感想です。次にドラフトとシールドの環境についてです。
ドラフト編
レアをとる
強いレアがとれたらそれを使えるように組みましょう。今回のセットは2色土地も出る上に緑のマナサポートも豊富でタッチして使う事も容易です。緑軸の多色デッキが回ってくるレアを沢山使えて強力です。アドバンテージをとるのに長けた青黒軸のデッキも環境に適しています。
アグロのアーキタイプを成立させるカードは早めにとる
まずレアを見て強くなかった場合、早いデッキが成立する色を見ます。白青、白赤、白緑の2マナマルチカラークリーチャーはアーキタイプを成立させるのに大きく貢献します。これらのクリーチャーが流れてきたらとり、参入できる準備をしておきます。
中途半端なデッキは勝てない
徹底的に軽いアグロか、レアを大量に使ったランプあるいはコントロールのようなデッキが理想です。普段ならばアグロでもマナフラッドを受ける為のカードを入れたりしますが今回は相手のレアが強い為、対抗できるような除去やレアがないとすぐにゲームが終わります。確実に2マナ域から展開しプレッシャーをかけていきましょう。白黒や赤緑のようなミッドレンジ気味のアーキタイプはレアパワーに押されて活躍が難しいと考えています。できれば避けたいですがやらされた時の事も考えておきましょう。
シールド編
重さは強さ
殆どのプレイヤーがレアをできるだけ使った重いデッキを構築します。先述のとおり、コンバットトリックは弱くアグロはよほどプールの偏りがなければできません。サイド後にアグロに変更といった戦略はとりにくくなっています。低マナ域は最低限に抑え除去やアドバンテージをとるカードを入れましょう。
打ち消しとバウンスが強力
重いデッキ多いならば当てやすい打ち消しと重いカードを戻すバウンスは強力です。コモンのバウンスは2種類ありますがどちらも見た目のマナコストより軽く唱える事ができます。これらのカードが沢山出たらクロックパーミッションのようなデッキが組めるかもしれません。
長期戦に備える
今回のシールドはお互いが重いデッキを作る都合上、長期戦は必至です。試合時間が長ければ長いほどプレイングミスや疲れ等が出てきます。盤面も複雑になり処理できる情報量にも限界があります。都度メモを書いたり休憩をとりましょう。
終わりに
機械兵団の進軍:リミテッド環境について、今思っている事を書きました。ここまでお読みいただきありがとうございました。今後アリーナオープンや予選ウィークエンド、MOrcqを経験して今の考えがどう変わるか楽しみです。想像以上にプレイが難しく、やればやるほど成長を実感しているので皆さんもやりこみましょう。余談に自分のプレミ記録を載せておきます。
余談
《ファイレクシアの検閲官》がいる時、バトルを攻撃して裏返そうとしたら失敗しました。理由はバトルを裏返す時にも呪文を唱える必要があるからです。バトルを出したターンに裏面を唱える事はできません(バトルの裏面は全て非ファイレクシアン)
非ファイレクシアンがタップ状態で出てくる事を忘れてしまい負けた事も何度もあります。このクリーチャーが戦場に出たら常に存在を意識しましょう。
《スレイベンの守護者、サリア》がいる時にバトルの裏面が非クリーチャー呪文の時にも1マナかかります。
タップ状態で(ry
"このNote記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC."
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?