夢は育ち、思いは生きる
ある時、弟の部活のお便りを見る機会がありました。
そこにはこんな言葉が。
「夢は枯れ、思いは死ぬ。だから、そんなものを大切にするな。」
「君たちには見るべき現実がある」
僕は心の奥底が煮えあがるのを感じました。
本来、子供に夢を与え、そのサポートをするはずの教育者が、こんなことを書いている衝撃はなかなかに堪えるものでした。
「なんとなく」の多い世の中。マニュアルとルールの世の中。
それは現実かもしれない。言うことの聞けない人間を社会は排除したいのも少しは理解できます。(根本的に理解したくはありませんが)
ですが、それを10代のまだ若い、いくらでも可能性のある、そんな人に押し付けないで欲しい。
夢は育ち、思いは生きる。
そうできるのは、それを教えてくれる人がいて初めて成り立つのだと思うのです。
だから、どうか先生には、その名の通り先を生きてきた者として、それを教えて欲しいと思います。
まだ未熟ではある僕だけれど、子供たちが夢を育て、自分の思いを生かすことの出来る世の中のほんのひとかけらでも作れたらと思います。