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夏合宿!

2024年7月13日(土)〜15(月・祝)、夏のランニング合宿@峰の原高原に行ってきた!!

ご近所のランナー仲間から、過去何回かもお誘いを受けたことはあったけれども、感染症の先行きが不透明だった時期だったとか、富士登山競走に日程が近すぎたとかで参加できずだった。
今回は富士登山競走まで2週間弱はリカバリーが取れるということで、高地順応&登坂力養成を目的に参加することにした。
行き先は長野県須坂市の峰の原高原で、標高はおよそ1,500m。
住んでいる東京都江戸川区(海抜0m)と比べれば10℃以上下がるのでは?そんな夏合宿の大雑把な日程は以下の通り。

  • 7月13日(土)PM クロスカントリーで距離走

  • 7月14日(日)AM 陸上競技場でインターバル/PM ジョグ

  • 7月15日(月・祝)AM クロスカントリーで距離走

行ってきて、充実の練習ができたと思うので、感覚を忘れないうちに振り返っておこうかなと。

練習記録

7月13日(土) クロスカントリーで距離走 28km

宿(後述)からほど近い峰の原高原クロスカントリーが練習のメイン。

7月中旬に14時頃スタートの距離走という、海抜0メートル地帯では想像すらできないような練習が、ここではできる。
日射しはあったものの気温は25℃前後で、まあ全然こなせる範囲。
一周2kmのコース(高低差40m)を、淡々と回り続ける練習。
坂道は平均すれば斜度4%だけれども、坂道は道中3箇所に分かれており、それぞれ10%くらいはあるのでは?というキツさ。だがそれがいい。

そのうちこれが「壁」に見えてくる

とりあえず坂道でも歩かない、と決めてから走り出すも、標高が高いためかなかなか思うようなペースで走れないもどかしさはあった。
そんななか14周もすると、足も熟成されてきたので、「あと1周すれば30kmだが、明日も明後日もあるし、ここで怪我したら元も子もないし」ということで練習を切り上げた。

夜は練習中に摂取したカフェインジェルのせいか、はたまた慣れない環境のせいか、はたまた標高の高さによるものか、寝付きはあまり良くなかった。

7月14日(日)AM インターバル 400m×5×3セット/PM ジョグ16km

朝は6時前には自然と目が覚め、近所を散歩。
サンセットテラス」というところからは、眼下のグランピングサイトの向こうに、北アルプスと雲海を眺めることができた。

峰の原高原サンセットテラスからの風景

午前の練習は、上田市のアンダーアーマー菅平サニアパークでインターバル走。
到着するやいなや土砂降りの雨!

普段だったら練習日を変えたりするような状況ではあったものの、さすがに貴重な休みと交通費を使って来ている以上、やらないという選択肢はない…
覚悟を決めて400m×5(レスト200mジョグ)を3セットのインターバルに臨む。
平地だったら82〜84秒くらいでこなせるイメージなのに、90秒でも息が上がりいっぱいいっぱい。
(それに引きずられてガーミン上のVO2maxが下がる下がるw)
足の負担を小さくとどめつつ心肺に負荷をかけられた、とするべきか。

そして雨は午後になっても止むことはなかったが、16kmジョグへ。
みんなで走れば雨の中でもなんとか走れる…!

7月15日(月・祝)クロスカントリーで距離走 22km

3日目にもなると朝起きたときに体がバキバキになっている。
ガーミンは当然ながら「休息日にしてください」とアドバイスしてくる。
だが走りに行くのが夏合宿…!

クロカンコースには霧がかかっていた

朝から走り始めると気温も20℃前後できわめて快適なのだけれども、ここまでの足のダメージやらなんやらで、きついのなんの。
気持ちとしては「2kmのコースのなかの3箇所の坂道でペースを落とさない、ほかはすべてつなぎジョグ」の気持ちで、なんとか11周。
もはや呼吸がきついのか足がきついのか、その両方なのか、だんだんわからなくなってくる…

合宿環境

今回宿泊させていただいたのはペンションハイジ・ホフさん。
アクセスとしては、北陸新幹線の上田駅から菅平高原方面のバスに小一時間乗った後、宿からバス停まで送迎車に来ていただいた。東京から3時間程度で気温マイナス10℃の高地に到着するというのは非常に魅力的!
お食事も地元の食材をふんだんに交えて毎日工夫を凝らしていただき、練習への英気を養うことができた。

同行したメンバーとは昼も夜もランニング談義。
おかげで2024-'25シーズンのAレース(目標レース)の2戦目を別府大分毎日マラソンにすることを決意できた。
たしかに、走力があるうちに(いや、落とすつもりは毛頭ないのだが)勝負レースとして走っておきたいよね…

宿からほど近くにスノーベアージェラートというお店がある。
どうも遠方からも車で食べに来る人がいるくらいと聞いて、ほんまかいなと思ったけれども、食べてみて納得。
「蕎麦」は蕎麦だし、きな粉はきな粉だし(語彙力…)という素材の風味を活かしきったジェラートで、けっきょく練習後のアイシングと称して、2日連続でいただいた。

マンゴー、きなこ、ピスタチオ
チェリー、トマト&バジル、蕎麦

海の日の3連休ということもあり、クロカンコースには、東京を拠点とする他の社会人ランニングサークルも複数お見かけした。
(しかも、初日クロカン、2日目サニアパーク、3日目クロカン、という練習場所も同じだったり)

小中学生や高校生と思しき団体もよくみかけた。
しっかりと挨拶してくれる気持ちの良い人たちばかりでした。

峰の原高原には、平坦な道がないので、ジョグをしようにもペースはあってないようなもの。
普段坂道がない場所に住んでいると、坂道はありがたいのだけれども(文字通り「大地の恵み」だ)、平地がないのはそれはそれでちょっと寂しい。

まとめ

  • 涼しさを活用して3日間で80kmほど距離を稼げた

  • 坂道、低酸素、インターバル、などと異なる刺激を複数入れられた

  • 走る・食べる・寝る以外なにも考えなくていい環境

  • 平坦な道はほとんどなく、空気も薄いので、平地でのペース感覚がまったく当てにならなかった

私の次のAレースは富士登山競走(7/26)。
ここからしっかりとリカバリーし、かつ必要な刺激は入れ続け、今年こそは完走したい!

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