【初心者】FX講座 第6回目(FXのスプレッドとは?)

■ FXの用語の中にスプレッドという言葉がありますね!!
「FXはなんか難しそうだから嫌だ!」
という事をよく聞きます。

 おそらく今回お話しする『スプレッド』もその一つですよね!
専門用語やルール等が多いため、「ややこしそう」という理由だけで
やらない選択をするのは非常にもったいないので
一つずつ解決していき知ってしまえば、「案外何でもない事なんだな」
思っていただければなと思います。 

・スプレッドについて 
・証券会社毎になぜスプレッドが違うのか?

等のお話しを、しっかりしていきますので理解して頂ければなと思います。

・FXのスプレッドとは?

 
そもそもスプレッドとは日本語に直訳すると幅という意味になります。
よくニュースなんかで本日の為替の動きです。
なんていうのをよく目にするかと思います。
その際に現在の為替市場は・・・「1ドル114円30銭~114ドル35銭」なんかを聞くと思います。
これがスプレッドなんです。MT4だとこんな感じで分かります。

画像1


解説しますね! 
『FXというのは買うor売る』でしたよね!

・買うというのは『Ask』
・売るというのは『Bit』

と言います。
つまり、1ドル114円30銭~114ドル35銭というのは 

・買う(Ask)の場合114円35銭で買う 
・売る(Bid)の場合114円30銭で売る

ということになります。この幅の事をスプレッドと言います。
FXをやる人はこの幅が小さいほど利益を出しやすいことになります。

なぜかというと・・・ 

・買った瞬間からスプレッド分マイナスのスタート
・打った瞬間からスプレッド分マイナスのスタート

となるからです。FXの証券会社はこのスプレッドで稼いでいるのです。
そしてこのスプレッドの幅は証券会社によって実は違います。

・なぜ証券会社によってスプレッドは違うのか?


ではなぜ証券会社によってスプレッドは違うのか・・・
FX会社はこのスプレッドで稼いでいるからという理由もそうなのですが、
 カバー先金融機関がそれぞれ違うというのが理由です。

 そして、細かいところまでいうとスプレッドは通貨ペア毎にも違ってきます。
売り買いをするときの注文数に応じて決めています。

 取引量が多いという事は安定しているという事になりスプレッドが安いんですね。
逆にマイナーな通貨ペアは取引量が少ない
安定していないのでスプレッドが高いという事になります。

FXは通貨の売買なので、何かの通貨を買うという事は同時に、何かの通貨を売っている。
という事になっています。この逆も同じです。

簡単な例を出します。
ドル円通貨であれば、円を売ってドルを買うという形になります。つまり両替ですね。
このドルがあるものを『対ドル』と言います。

基本的にはドルを介して取引を行う仕組みになっています。
例えばポンド円の場合少しややこしく
円を売ってドルを買いそしてそのドルを売ってポンドを買うという具合になっています。
これを『クロス円』というのですが、 両替の手間が一つ多いのでスプレッドが高くなるという事になります。

我々投資家からすればこのスプレッドは小さければ小さいほど利益を出しやすいので
なるべくこのスプレッド幅が少ないところを選んだ方が賢明です。
しかし、スプレッドが安い会社には安いなりの理由があります。

例えば、
基本のスプレッドが安い証券会社のよくある特徴としては、
大きなイベント時や経済指標発生時のスプレッドの幅が異様に広い事等があるのです。

なので、気をつけてトレードしないと、損切を決めて
 ポジションを持った際に一瞬で損切されてしまうという事が起きかねないわけなんです。
これは事前にチェックできるのでしっかり見てさえいれば問題はありません。

では続いてこの証券会社毎にどのようにスプレッドが違うのかを見てきましょう!!

・まとめ 


・スプレッドで会社は稼いでいる 
・スプレッドは会社によって違う
・スプレッドは通貨ペアによって違う

いかがでしょうか?

今回のお話しでスプレッドの事は理解できましたので、
FXの取引においてスプレッドがいかに大事なものなのかを
理解できたんじゃないかと思います。
「スプレッドの幅がなければ利益がでていたのに!!」
なんてのは、よく聞く話なのでしっかりスプレッド
理解して今後のトレードに生かしていってみてはどうでしょうか?





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