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自転車迷走中④

前回の88サイクルとは異なり、ネガティブ情報の出てこないTRAVOY V2。だけど旦那氏からは、とにかく一度実物を見なさいと言われてしまいました。
そこで現物を在庫しているサイクルショップを鬼検索。京都市内で見せてもらえそうなお店を、数軒見つけました。
その内の一件に電話したところ、いつでも見に来て下さいと快諾。その際に、「お手持ちの自転車に取り付け可能か確認しますので、出来れば自転車を持ってきて下さい。」と言われてしまいました。
すんません。自転車まだ持ってません。
どんな自転車にするかも決めていませんσ(^_^;)自転車でたくさんの物を運搬したいという希望が先行して、現実的な手順が逆転してる案件に、店員さんは困惑気味です。

お店で見せて頂いたTRAVOY V2は、想像してたよりもデカかったです。。。
イメージとしては、新生児が乗れるタイプのベビーカーをひとまわり大きくして、更に頑丈にした感じでしょうか。
店員さんはめちゃくちゃ親切な人で、TRAVOY V2を早速折り畳み式自転車に接続してくれました。

この時の折り畳み自転車は、RENAULT LIGHT10でした。

接続前、この自転車に少し跨がせてもらってたのですが、凄く乗り心地のいい自転車でした。
しかも折り畳みがめちゃ簡単そう!
旦那氏は本体の黒に青のポイントカラーと、意外とお手頃な価格に惚れていました。

ただ、問題はTRAVOY V2でした。。。

TRAVOY V2を自転車のシートポストへ取り付ける位置が結構高く、私の身長ではサドルが高すぎることになってしまうのです。
ギリッギリつま先立ち出来なくはないのですが、旦那も店員さんも、「ちょっとな〜〜。。」という表情。立ちごけ必須です。

がーーーん。

いい感じだったら、自転車本体も含めて、このお店で相談したかったのですが。。
身長が合わない事よりも、けったいなおばはんのけったいな要望に、親切に対応してくれた店員さんに申し訳なかったです。

そんなこんなで、すっかり意気消沈してしまった帰り道、旦那氏からは懇々と説教されました。

「手作り市に出すことと、自転車に乗る事をセットで考えるからややこしくなるんちゃうか?
とりあえず自転車に乗る事を楽しんで、その先に手作り市に繋がりそうやったら、改めて考えたらええんちゃうの? あんまり焦らんときって!」

はい。。おっしゃる通りで。

会社を退職して以降、次の自分の身の振り方をずーーっと決め兼ねてて、ここんとこ若干気持ち的に不安定になっています。
傍目にはジタバタした様子が丸見えらしく、ちょっと閃いたことに飛びついては、突然フルスロットルで動き出すという、極端なことをしているらしいです。

自分では熟慮してるつもりなんですけどね〜。
でもその通りなのだと思います。

フルスロットルで動いた反動のためか、それからしばらく(といっても数十分)、自転車の事を考える気力を無くしてしまいましたが、その間も「輪行」というワードだけは、頭の中をチラチラし続けていました。

つづく

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