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日本縦断歩き旅《青森➡秋田編》 6日目 『黄金崎温泉』鯵ヶ沢⇒👟深浦町

この日は、

出会いと

厳しい47キロ踏破と

ご褒美の温泉がある。




この日は47キロと行程が長いため、

4:30に起きて、日没前に温泉に到着を狙った。


テントをたたんでいると、

散歩してるおじさんが話しかけてくれて、

応援してくれた。


考えてみれば、昨日は誰とも会話していなかった。

昨日も今日も行程が長く、折れかけた心に勇気をもらった。



時間をおいて、もう一人おばちゃんが話しかけてきた。

応援はしてもらったが、

この人の場合、

話し相手が欲しいようで、

娘さんやその旦那さんの話を色々と聞いた。


わりと時間がたってしまい6時過ぎに出発した。

鯵ヶ沢のあたりの道は道が異様に太くなったり細くなったり、別れたり。

独特な道だった。

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沿岸沿いを歩いていて、よくあることだが、

写真の奥のかすんでいる岬まで、

自分が歩くのが信じられない。

あそこまで、あそこまで頑張ろう。

そう思って歩いていたが、今日のゴールはあの奥の奥の奥だった。

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北海道でよく見かけた岩手サファリパークの看板。

ここにもあった!

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今日の行程は線路沿いもおおく、線路が近い。

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線路には花を植えられている所も多く、彩りが賑やかだった。


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奇岩 かぶと岩

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千畳敷海岸

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昼は奇岩などを眺めながら、休まず進む。

カーブが多いせいか時間がかかり、すでに予定よりだいぶ遅れていた。

太宰治の『斜陽』を汗を流しながら聴いていた。

物語の大事な場面では車の音に邪魔されないように、

車が通らない道を選んで、物語に集中するときもあった。

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コンビニではアイスコーヒーとソフトクリームを食べた。

この日、応援してもらっている知人から、

コカ・コーラのアプリを教えてもらい、

登録してコーラを貰った。ありがたい。

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無人駅、駅の入り口がわかりにくい所にあったが、

駅の中は綺麗だった。

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橋を渡る時、奥に見える10匹以上の柴犬に吠えられる。

なんだったのだろう?ブリーダーかなにかだったのだろうか?

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綺麗な川の景色。

歩道がない狭い道で、

向かいの逆方向から、ヒッチハイクしている人を見かける。


見た感じ、装備をみるに同じく歩き旅でリタイヤして、

次の町までヒッチハイクしてるように見えた。

日本縦断や一周には見えなく、日が浅い風に見えた。

顔がしんどそうで、息が上がって、歩き方もヘタっていた。


ヒッチハイクが成功するといいが、道路が狭い上に交通量もあり、車は停止する事ができない。


たしかにこの道は坂もカーブも多くキツかった。

俺も準備してなかったら、ああなっていたかもしれない。

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日が沈んでしまう。

本当はこの先泊まる、温泉の露天風呂から夕陽を見たかった。


街灯もない暗い道をひたすら歩き、

チェックインギリギリの20時、

黄金崎不老ふ死温泉に着く。

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朝食は付けたが夕食は時間的に付けなかった。

受付の人が「用意させましょうか?」と提案してもらったが、

高くなりそうなので、コンビニでかったものを食べる。

すべては明日の朝食にかけようと思っていた。


部屋に入ると、まず、充電。久しぶりにフル充電できる。

なんだかんだで、ソーラー充電で今日までいけた。


次に、洗濯、乾かないが早めに干しておく。


それでようやく温泉に入った。

宿をとったのも荷物整理をしたかったのだが、

12時間以上歩いたのもあって、疲れが勝ってしまい。

すぐに寝る。


6日目終了 歩いた距離47キロ

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