見出し画像

子育ては、大人の覚悟次第

7月26日から、Baby Let Weaning(赤ちゃん主導の食事)を始めました。離乳食といえば、喉につまらないようにトロトロの専用ご飯を準備して、大人がスプーンで「あ~ん」って食べさせるイメージが強いですよね。でも、このBaby Let Weaning(略してBLW)は、大人が出来ることは、赤ちゃんの食事をサポートすること。何をどう食べるかは、赤ちゃんが決めます。なので、食べ物を手にとって明後日の方向に全力投球も、日常茶飯事です。

他に赤ちゃんの意思を尊重する育児方法で、おむつなし育児があります。

名前こそ「おむつなし」ですが、真っ裸で日常生活をおくるわけではありません。おむつの外で排泄をしましょう、自分の体からおしっこやウンチが出てくる事を思い出してもらいましょう、というのが、おむつなし育児のコンセプトです。すると、最終的に子どもから「ママ、おしっこ~」という意思表示が出てくるようになります。

子どもからの意思表示。何だかBLWに似てますね。どちらも生きることに真剣に向き合ってるのが、そばで見ていて実感できます。

そして同時に、親に対して覚悟ができているか、問いかけているようにも感じます。

例えば、BLW。手づかみ食べを始めると、手と口の周りだけが汚れるなんてことはなく、首、足、椅子、床、果ては髪の毛まで食べ物まみれになります。食事が終われば、あっちこっちに散らばった食べ物を拭いてまわらないといけません。そして、着替えとおむつ交換をして、そこからようやく台所の片付けが始まります。

毎食毎食、赤ちゃんは「この食べ方は一筋縄じゃいかないけど、それでもやるのかい?」と問いかけることで、こちらが「それでもいい!やるぜ!!」って腹をくくるのを促しているような、そんな感じです。

とはいえ、覚悟をしても不慣れすぎて心が何度も折れかけます。そんな時は、信頼している人に話を聞いてもらうといいです。具体的な解決策はなくても、話しているうちに心が落ち着く事が多いですよ。

子育てをしていると「親が子どもを育てるように、子どもも親を育てている」と聞きます。

大人には育児本や相談する相手がいます。でも、子どもには親の育児本なんてありません。その分、体当たりでスパルタなのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?