TEKKA

あの頃のきらめきも忘れてしまい、とんだ捻くれ者になってしまった「TEKKA」と申します…

TEKKA

あの頃のきらめきも忘れてしまい、とんだ捻くれ者になってしまった「TEKKA」と申します。日々、被害妄想と不安に駆られながら生活しているので、いつかその「証」が宿ってくれますようにと祈るばかりです。noteではこの様な経験を活かし、詩を載せてますのでどうぞご覧下さい。

記事一覧

Time Limit

どことなく差す影を すずめが跨いでいく 晴れ間を眩ませて すぐさま落ちていった 泥まみれ 待つ声が 確かに今どこかで 誰かの想いでいた まだ続いていたんだ どうか…

TEKKA
2週間前
2

Caramel

期待のない心で産まれたなら  あなたを底から愛せたのかな はためく気分で慰めどころか 傷つけていたんだな 鏡でいる想いがよく滲んだら  話せてたことが吐き出せない …

TEKKA
1か月前
9

Thermography

ざらに任せ笑えた今日は  傘にあられ散らして去った くらり眩暈 重ねたロンリネス  綾に揺られ満たして舞った  くらくらくら  溶けてゆく目は床に垂れたまま 冷めて…

TEKKA
1か月前
3

Horse's Neck

大根役者みたいな毎日  風に紛れ踊るトラジェディ やけになって不意に再会  上手くいかないランラ 面目ねえと頬には提灯  ざまあみいと笑うアメニティ ずっと待ってひ…

TEKKA
1か月前
5

考えすぎることは一見、苦のようで楽だと思える。自分は「考えすぎる=諦め」と考えるんだ。だから、楽なんだと思う。例えば、自分は皆から嫌われているんだとか、一見考えすぎに思えてしまうもの。でも多少の諦めがあるから、ずっと悩めるんじゃないかな?だって、そっちのが楽だから。

TEKKA
2か月前
2

ビニールハウス

小さな幸せ 貴方がくれた優しさ  明かりには縋りつつも  持て余す空気よ ためらう心根 にわか途切れた綻び  ただそうと頷くこと  続けた ありのままの中でね 育て…

TEKKA
2か月前
2

あの頃を見据えるまま

涙が降りるのを待っていた  拙い言葉でがむしゃらに希望を募らせ  何にも言えないくせにさ  離れる姿に ひたすら怯えて あの頃に戻りたい  無邪気なままでいたのなら…

TEKKA
2か月前
5

Similar Bias(ワンコーラス)

応答 問答無用 揺らぐ真相 喧騒   妄想に駆られ そう笑止千万 相当 望まれねえな 眩む希望 口頭 糸に絡ませもう閉会かい 劣等 崩壊構想 故の友情 銘々 懊悩を…

TEKKA
2か月前
3

前作「Dust Soap」に繋がる作品です。

TEKKA
3か月前
2

Farewell Delusion

お腹いっぱい荒んでいく手の甲  求めるほど朗らかには 生きられやしなくって  生きられなかった どうも優しくあれないからその中指がさ  眼差しに映らないように   笑…

TEKKA
3か月前
2

T E K K A - D u s t S o a p

TEKKA
3か月前
4

今までは、理不尽に生まれてきたかのような感じで生きてきたけど
最近は、自分を曝け出しているからか
やけに肩が軽い。ただ、それ故の不安に駆られることはあるけど。

もう二度と、あの頃みたいに煌めけやしないが
それなら、その証が心に宿りさえすりゃいつかまた別の形で、、、

TEKKA
3か月前
5

Dust Soap

Ah 彷徨うその小さな無垢には 朗らかに生きた痕だけ 漂うその気さくな泡から 黒ずみを飼う排水溝 清潔な綻びが 上手じゃなくなって 大切な事実も映らなくなってた 途中…

TEKKA
3か月前
4

金魚になりゃいい

二人は何にも言えなくなって 金魚に跨る澱みを ぼんやり あれだけ無垢には丁重に ブルーシートを広げたのにどうしてさ   二人は悪意を脱げなくなって 密かな暴言 些…

TEKKA
3か月前
7

あなたならば

梨をくれてやるよ  だからもう現れないでくれ 追い風に怯えては 言葉にならずに梢に潜めて 君が悪いんだよ 濫りに受けた心なき答え いたずらに暮れなずめ 大層 淋しい…

TEKKA
3か月前
6

そりゃあないわ

らっちもねえこたばっか言っとらんで  嘘と吊るして潜めた声を踏みにじるな 端もねえような肥えた欲へと 思い馳せてまた無垢とにやついてら そりゃあないわ あるがま…

TEKKA
3か月前
8
Time Limit

Time Limit

どことなく差す影を すずめが跨いでいく
晴れ間を眩ませて すぐさま落ちていった
泥まみれ 待つ声が 確かに今どこかで
誰かの想いでいた まだ続いていたんだ

どうか悲しみよ 風に散らされてくれ
ひたすら崩れていま何時?
百歩譲りつつも 塵が舞う目の前で
それでも生きてたんだな

幼くも揺れうごく 抜けてるひだまりへと
向かえど見つけようと 地獄がすぐ先に
ぼやけてる 天国が 仄かに呟いて
終わりの

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Caramel

Caramel

期待のない心で産まれたなら 
あなたを底から愛せたのかな
はためく気分で慰めどころか
傷つけていたんだな

鏡でいる想いがよく滲んだら 
話せてたことが吐き出せない
揺らめく不安と安堵だけを今日も
募らせて生きるなら

今にも 魅力を散らして 手を広げてくれ 
誰が何と言え そのまま巡れ
その名は 何より綺麗でいた 
あなたの目でほら
確かめても尚 いてほしいな
ただいてほしい

得体も知れないで

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Thermography

Thermography

ざらに任せ笑えた今日は 
傘にあられ散らして去った
くらり眩暈 重ねたロンリネス 
綾に揺られ満たして舞った 

くらくらくら 
溶けてゆく目は床に垂れたまま
冷めて熱り顔で宵を跨ぐ狐狸

くらくらくら 
逸れてゆく背に未来暗いまま
ぐずついたような夢を誰かが
くららくどき

役立たず ちっとも笑えないそりゃじゃり
声を撒いて投げ出して恥絡みらみ
狂い咲け 嫉妬も祓えないそりゃ然り
ああ眩暈が春を

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Horse's Neck

Horse's Neck

大根役者みたいな毎日 
風に紛れ踊るトラジェディ
やけになって不意に再会 
上手くいかないランラ

面目ねえと頬には提灯 
ざまあみいと笑うアメニティ
ずっと待ってひどい仕打ちでランラ

ついてないで台詞飛んで 
嘘みたいなっちまって
下手に声を吐き散らし風が吹くだけで

情けねえと皆で垂らせ 照明一つない部屋で
運命よ目に映れ いつの日も

羽目外しながら生きていた今日も 
花が咲くほど愛したく

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考えすぎることは一見、苦のようで楽だと思える。自分は「考えすぎる=諦め」と考えるんだ。だから、楽なんだと思う。例えば、自分は皆から嫌われているんだとか、一見考えすぎに思えてしまうもの。でも多少の諦めがあるから、ずっと悩めるんじゃないかな?だって、そっちのが楽だから。

ビニールハウス

ビニールハウス

小さな幸せ 貴方がくれた優しさ 
明かりには縋りつつも 
持て余す空気よ

ためらう心根 にわか途切れた綻び 
ただそうと頷くこと 
続けた

ありのままの中でね 育てられた善意を
下手に着飾り傷つける日々で

何も言えず黙って 煽てられた「弱さ」を
すべて貴方に押し付けるそっと

生まれた日に「正解」が僕らを宿す 
その瞬間、産声を上げていた
何よりも麗しいものだからさ 
貴方にも渡したくて

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あの頃を見据えるまま

あの頃を見据えるまま

涙が降りるのを待っていた 
拙い言葉でがむしゃらに希望を募らせ 
何にも言えないくせにさ 
離れる姿に ひたすら怯えて

あの頃に戻りたい 
無邪気なままでいたのなら 
あなたと話し合えたのかな 
それすら浮かばないくせに 
映画の台詞は 甘いと知り得て 

瞼を閉じて 開いたらさ 
何もかもが  変わり果てると思い
密かに声を 寄せるように 
どうでもいいと呟きながら

逃げ出せたのなら噛み締

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Similar Bias(ワンコーラス)

Similar Bias(ワンコーラス)

応答 問答無用 揺らぐ真相 喧騒  
妄想に駆られ そう笑止千万
相当 望まれねえな 眩む希望 口頭
糸に絡ませもう閉会かい

劣等 崩壊構想 故の友情 銘々
懊悩を添えてもう独り厭い
もうそう 愛されねえな 
抱く空虚 物騒心境 忽せ 盲信送信

そんならじゃあ あの頃を思い馳せてオーライ
脆い手の甲も 回り疲れた焦燥も
全部見えないなら 寂しいのだろな
そんならじゃあ これからを見据えてオー

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Farewell Delusion

Farewell Delusion

お腹いっぱい荒んでいく手の甲 
求めるほど朗らかには
生きられやしなくって 
生きられなかった

どうも優しくあれないからその中指がさ 
眼差しに映らないように  
笑みで覆っていたって 
色褪せていった
 
トゥルル 揚げ足を取られて
安らかにディナータイム
ざまあみい 
誰かがつぶやきシャットアウト

トゥルル このままで
奪っていれたならインサイダー
ざまあみい 
すべてが麗しく離れていく

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今までは、理不尽に生まれてきたかのような感じで生きてきたけど
最近は、自分を曝け出しているからか
やけに肩が軽い。ただ、それ故の不安に駆られることはあるけど。

もう二度と、あの頃みたいに煌めけやしないが
それなら、その証が心に宿りさえすりゃいつかまた別の形で、、、

Dust Soap

Dust Soap

Ah 彷徨うその小さな無垢には
朗らかに生きた痕だけ
漂うその気さくな泡から
黒ずみを飼う排水溝

清潔な綻びが 上手じゃなくなって
大切な事実も映らなくなってた
途中で弾けた果て 何にも言えなくて
苦みだけがふわりふらり

戻れない想いがあなただった 
汚れたきらめきを吸い込まないでくれ
怯えずにいるのが無様なくらい
ずっと離せなくて安らかな泡

Ah 見え透くその暗めな嘘だけに
穏やかに染みた

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金魚になりゃいい

金魚になりゃいい

二人は何にも言えなくなって 金魚に跨る澱みを
ぼんやり あれだけ無垢には丁重に
ブルーシートを広げたのにどうしてさ  

二人は悪意を脱げなくなって 密かな暴言 些細に往来 どれだけ優しくなれたって
あなたは獰猛 話にならねえんだから

金魚になりゃいい そしたらこんなもの
水質汚濁に爆ぜるのだろうな
金魚になりゃいい これからいつの日も
眼に映ってしまうのさ

二人は踊り場 蛍光灯と カピラの行

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あなたならば

あなたならば

梨をくれてやるよ 
だからもう現れないでくれ
追い風に怯えては
言葉にならずに梢に潜めて

君が悪いんだよ 濫りに受けた心なき答え
いたずらに暮れなずめ
大層 淋しい宴会なんてな

けれど あなたならば僕は きっと
優しくなれるのだろう
もう 誰にも与えたくはないから
せめて想いは笑みで唄いたい
二度と 元に戻れないや 胸にそれが宿るならば
あのね 想いは笑みで唄おうぜ

恋を偲んでやるよ 

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そりゃあないわ

そりゃあないわ

らっちもねえこたばっか言っとらんで 
嘘と吊るして潜めた声を踏みにじるな
端もねえような肥えた欲へと
思い馳せてまた無垢とにやついてら

そりゃあないわ あるがままを鵜呑みにして
丁度いいくらいに傲りを手紙で紡ぐ
結局は 穴を埋めていくためにはさ
自分に恋い慕い袖に逃げるしかねえのか

なあ 理不尽に生まれたからどうでもいいやって
諦めることを無事に終えられたのならば
まあ どうだここでさあ

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