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ぼくとキャンプギア22

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私の愛用しているDDベルゲンリュックサックです

DD社の製品は最近かなり出回って人気を博していますが

「ベルゲンってなんだ?」

という方が多くて自分の勘違いに気づきました

ぼくはベルゲンというのが一般名詞だと勘違いしていたのです

そもそも私がベルゲンという用語を知ったのは中学生の時で

イギリス軍特殊部隊隊員の自伝に出てくる

「大きなリュックサック」がベルゲンと呼ばれており

「ああ、なるほど。おっきいリュックをベルゲンと呼ぶのか」

と思い込んでいました

その後、ずっとベルゲンという用語が通じず

最近になって自分が勘違いしていたことに気づいたのです

しかし勘違いはとけても「なぜベルゲンと呼ぶか」がわからず

イギリス軍に詳しい知人にたずねてヒントをもとに調べたところ

ようやくなんとなくわかってきました

【 ベルゲンは人名 】

まずベルゲンは「ベルゲンさん」でしたw

ノルウェー人の実業家で自動車産業やらアウトドア産業やらを

やっていた方だそうです(ブランド名は現存

その人が開発した

「金属製(当初は木製)フレーム付きバックパック」

を「ベルゲン」と呼ぶようです

【 なぜ「イギリス」で「ノルウェー」なのか? 】

DD社はイギリスの会社ですし

そもそもベルゲンはイギリス軍の装備になっています

なぜノルウェーなんでしょうか?

これはイギリス軍が寒冷地訓練でノルウェーに行くからで

どうやら訓練に派遣された英軍が手に入れたようです

イギリス軍には「ノルウェーシャツ」というのもあるので

ノルウェーのいいものを取り入れる素地があるのでしょう

【 山原さんのバックパック 】

ノルウェーの都市に「ベルゲン」という場所があります

ここは周囲を山に囲われた土地のようで

「山に囲まれた草原」のような意味合いで「ベルゲン」だそうです

日本風に言うとベルゲンは「山原」といったところでしょうか

なのでベルゲンは山原さんが開発したバックパックといったところです

【 結局ベルゲンとは? 】

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ちょっとピンボケですがこちらが私の持っているイギリス軍のベルゲンです

容量120リットル、金属製フレームも入っています

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一方、こちらは私の持っているイギリス軍のパトロールパックです

形は似ていますが容量は30リットル(?)で金属フレームが入っていません

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こちらがDDベルゲンリュックサック

右のサイドポーチを外していますが形はそっくりです

本体が37リットルでその他のポーチを合わせて55リットルです

金属フレームは入ってません

ここでイギリス軍のパトロールパックの名称に仮説が立ちます

北アイルランドでの「パトロール」に使う

比較的小型のバックパックなわけですが

もともとのノルウェー製ベルゲンは

「金属フレーム」が入っているのがポイントでした

なのでそもそもベルゲンを名乗る資格がないのでは?

という感じです。この仮説に基づくと同じくフレームのない

DDベルゲンもベルゲンではないということになりますw

なので「DDベルゲン(風)リュックサック」なのかもしれませんw

デザインの類似性としては

・縦長のスタイルであること

・サイドにポーチがつくこと

・雨蓋が装備されていること

などが挙げられるかと思います

そんなわけで「ベルゲン」について解説しました

独自の見解が含まれますので

もし他にも何か知っていることがあれば

ぜひお教えください!^^

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