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鉄火巻 54本目

ぼくが水曜どうでしょうが大好きなのはご存知の方も多いと思いますが
「孤独のグルメ」も大好きです
ネットフリックスはもはや
どうでしょうと孤独のグルメのために契約してます()

ぼくは主人公の五郎さんと違ってお酒が好きなのですが
全国各地に行きつけの店があります
ただ、ぼくの流儀として大将や店員さんには話しかけません
こっちは休みだからいいですけど皆さんお仕事中ですから。
厚かましいと思うんですよね。

でも、通い詰めてる間に、
そのうちお店の方が気になって話しかけてきます
「いつもありがとうございます!」と。
その時に初めてお話をするんですね。
だいたい話をしていくと嚙み合わなくなって
「え、この辺りのお住まいではないんですか?」と言われますw
「ああ、ぼくは千葉です」と言うと
ちょっとひかれます苦笑
千葉に行きつけの店はないのに
北海道から九州まで行きつけの店があるのがおかしいんですがw

今はなくなってしまいましたが仙台に大好きなお店があって。
いつもカウンターで一人で飲んでいるとあるとき大将が
「いつもありがとうございます。お隣よろしいですか?」と聞いてきました
「もちろんどうぞ。いつもおいしい料理とお酒ありがとうございます」
「たまにいらして一人で飲んでるからどんな方なのかなと」
「いや、仙台は好きな町で。友人もいますし何よりこの店が好きです」
「え、仙台に住んでるんではないんですか?」
「千葉に住んでます」
「え、いや、私の記憶違いでなかったら毎月1回くらいはいますよね?」
「今年は少し多かったですね。そんなものかもしれません笑」
「いやぁ、驚きました・・・そんなに気に入ってくれていたとは・・・」
それから大将の想いや色々な話をしました
なかなか毎月は行けないので
間が空くと2年くらいは行ってない時期もあったんですが
ぼくが暖簾をくぐると
「せんせー!待ってたよ!」と笑顔で迎えてくれて。。。

コロナって改めて憎いですね苦笑
その店はコロナも一因でなくなっちゃいました。
もし、今も続いていても
マスクをつけてパーテーション越しにお酒を飲むんでしょうけど
そんなんじゃ大将の言葉も笑顔も十分感じられないじゃないですか苦笑

孤独のグルメを見ていると
当たり前だった日常を思い出して懐かしくもなるし
寂しくもなるしまた戻ってきたらいいなとも思います。。。

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