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基本にして奥義:PFCバランス

ダイエットにも色々種類があります。
糖質制限、脂質制限、ケト、VLCD等々。

そういうダイエットをする上で、覚えておいた方がいいこと、それが「PFCバランス」です。

■PFCバランスとは
食べ物に大体書いてある、カロリーのことです。

・たんぱく質:P
・脂質:F
・炭水化物:C

熱量(kcal)は、上記のPFCのカロリーの合計値です。
1gあたり、P、Cは4[kcal]、Fは9[kcal]です。

大雑把に言うと、摂取カロリーが多ければ太る、少なければ痩せるというものです。

各要素の役割は山ほど説明サイトや動画がありますので、割愛します。

■何が重要なのか
食事管理に関する情報は、基本的にPFCの量で話が進みます。

一日どのくらい食べているか?→PFCバランスがどのくらいになっているか。

総カロリーで話す人もいますが、基本はPFCバランスで話します。
つまり、ダイエット界の共通言語です。
これが分からないと、情報を探しても話についていけなくなります。
逆にこれを理解すると、新しいダイエット情報なんかでも、PFCバランスから、どういう食事にしているかとかが頭で判断出来たりします。

ダイエットの初歩としては、「一日何キロカロリー食べていいの?→PFCどのくらいにすればいいの?」というところから始まります。
最初に書いた、ダイエットの種類というものがありますが、これらは何が違うかといえば、つまるところ、PFCバランスが違うだけです。

例えるとこうなります。
例)C:白米、F:オリーブオイル、P:鶏胸肉とした場合。
糖質制限:Cを少な目にして、Fを増やす。
脂質制限:Fを少な目にして、Cを増やす。

糖質制限とかいっても、所詮、PFC食材の食べる量がこの位というだけのお話です。

■PFCバランスが理解出来たら
PFCバランスを理解して、一日の摂取カロリー目安が分かれば、後は食べ物のPFC見ながら、設定値に合う様に食品を選ぶだけです。

糖質に砂糖を選ぼうが、玄米を選ぼうが自由です。
ジャンクで構成しようが、スイーツで構成しようがOKです。

段々と、より体に良い食材とかを気に掛ける様になります。
最初はPFC計算すら出来ないと思うので、PFCに慣れることが重要です。

■どの位のカロリーがいいのか?
最終的には個人によってしまいますが、これくらいあれば生きていける目安を紹介します。

男性:1,500-2,000kcal
女性:1,000-1,500kcal
※30歳以上くらいから。

私が良く使う基準はこちら。
P:100g(400kcal)、F:50g(450kcal)、C:200g(800kcal)で合計1,650kcal。
Cの量で合計カロリーを調整。

PFCで考える場合、プロテインを100g、サラダオイルを50g、砂糖を200gという食事もOKということになります。
それが継続出来ると思えばですけど。

■最後に
PFCバランスを紹介しました。
ダイエット界の共通言語といいましたが、実際にこれが分かってるかどうかで、相手の反応も変わってきますので、野菜がどうこうとか食べる順番がどうこうとかいう前に身に付けておくことを勧めたいと思います。

バランスのいい食事」という言葉を使う人がいたら、「PFCバランスどのくらいのことを言ってるの?」と聞き返してあげましょう。

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