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ChatGPTの「Custom instructions」と「Code Interpreter」の組み合わせで質の高い所見が5分以内にできた!!

最近、堀江さんの本も出てきて、ChatGPTが熱いですね!!僕もこの夏休みに使い倒して、使えるプロンプト(入力)をたくさん貯めておこうと思ってます。

さて、今回は、ChatGPTの機能の一つであるCustom instructionsを使って、この前10分以内にできた30人分の所見をさらに早く、良い感じに使えないかなと思って、実験してみました。

結果、驚くほど良い感じの所見ができたので、報告します。

これが完成画面

係活動においても、掃除しっかり頑張るという取り組みが見られました。普段の生活では、真面目という姿勢が見られました。部活動においても、キャプテンとして頑張るという活躍が見られました。いつも学校生活に積極的に参加し、クラスの雰囲気作りに貢献しています。2学期は受験勉強に向けてコツコツと努力をしていきましょう。

名簿番号1番の所見


ちなみに、前回の記事は↓です。動画もついてるので良かったら読んでください。

ChatGPTのCustom instructionsとは?

僕は、この動画を見て勉強しました。

簡単に言えば、以下の画面に最初に入力しておけば、全部その指示通りに、ChatGPTが書いてくれるというものです。
文章のほうが良い方は以下のサイトがわかりやすいです↓

これが、入力画面

どのように入力したのか?

Custom instructionsの設定画面には以下のように文章を入れました。下の入力画面はコピペしやすいように、文章を残しておきます。

文章は「です」「ます」調で、200字±10字にの文章をかく。
名前は文章に入れない。
はじめに、リーダーの活躍をかく。もし、リーダーでなかったらなし。
中身はその子の1学期の活躍(勉強、係活動、道徳、普段の生活、部活動)をかく。もし、足りない場合は、いい感じに補う。
最後の締めくくりは、リーダーであれば、「体育大会での活躍をを期待しています。」
リーダーでなければ、「2学期もこの調子で頑張りましょう」、「2学期は受験勉強に向けてコツコツと努力をしていきましょう」「2学期もあなたらしく、いてください」をランダムに入れてください。

コピペすると、使えますよ

ChatGPTとのやりとり

あとは、以下の画面のプロンプトを入力するだけです。

めちゃ簡単

ちなみに、元のExcelのデータは前回の記事と同じものを使っています。もし、気になる方は前回の記事をどうぞ↓

すると、以下のように、設定の確認ができて、

いくつか、例を示してくれました。

前回のに比べて、自分のプロンプトを変えて理由もありますが、所見ぽさがアップしていることがわかります。
また、時間も5分でした。

まとめ

今回は、前から気になっていたChatGPTのCustom instructionsを使って、30人分の所見を作ってみました。

これの良さは、再現性が高くなったこと、やり取りが少なくなったので、タイムパフォーマンスが上がったことがあると思います。

あとは、このCustom instructionsの最初の設定画面をさらにそれぞれの先生が使いたい言葉を入力したり、元のExcelファイルに生徒とのやり取りをより具体的にたくさん入力しておくと、人間が0から全て書くよりもクオリティーが高い所見が出来上がると思います。

話は変わりますが、ChatGPTで仕事の生産性を上げるためには、良いプロンプトをどんどん交流していくとさらに良いと思います。実際に、Twitterでもプロンプトの交流がさかんに行われています。

これはみんなで便利な方法をどんどん交流するのが一番です!僕の方でオープンチャット(もちろん無料)を2023年の8月9日に作りました。良かったら一緒にワイワイAIの使い方を交流しませんか?
設定のこととか、簡単な質問でも大丈夫ですよ↓

オープンチャット「AIを使って学校の先生にゆとりを!」

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