もしかして、うちの子はグレーゾーン?と思ったら、○○○に相談してみたら良い。
そろそろ、小学校であったり、中学校であったり、各家庭入学の準備等に費やしていると思います。実際に、僕の家もこの3連休でランドセルや上靴等様々な道具を買いに行く予定です。(ただ、学校で使うものは無駄に高いですね。上靴なんてもっと安く買えるのになんでこんなにするの?とか思ったりします。これは前回も書きましたが、制服の値段が高い、ダサイ、変わらない問題と似たような気がしています。なんとかならないものなんですかね。。。)
子どもがもしかしたらグレーゾーン?と思ったら。
今、よくグレーゾーンって言われますよね。ここで述べるグレーゾーンの定義は、発達検査において、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動症(ADHD)等の発達障害の診断をした場合に、診断は下りないが、その傾向があると思われる部分のことです。ちなみに、僕は自閉症傾向があると思います。このように、だれにでも様々な能力のなかで高い、低いがあり、低いとその部分についての生活が困ったりします。
したがって、就学前検診でも特に何を言われることはなかったりします。ただ、親御さんが日々生活している中で、例えば、ちょっと多動かな?と思ったりする部分がその傾向があるという場合です。
こういう子どもたちは、パット見、特になにもないのですが、ちょっとしたことで大きなトラブルになったりする2次障害が起こる可能性があります。これは、自分が通常学級の子どもたちや先生とのトラブルを繰り返す中(そういう傾向がある子どもたちは、無意識にやってしまったり、止まらないのでトラブルが起きてしまうのが仕方がないです。)で、非行であったり、不登校になったりすることです。一度、以下の漫画を見たら、よく分かると思います。
この打開策として、怒ったりして「しつけ」をするのではなく、一度相談するのが一番です。まだ間に合うかもしれませんが、一度教育委員会に相談するのが一つだと思います。そこで、様々な方法があることについて教えてもらえると思います。もし、年度途中であれば、学校に相談しても良いと思います。最近は、医療につなげると驚くように快適に生活ができるようになる例がたくさんあります。
教えてもらえる方法として、1つは、特別支援学級に入級することです。これは年度の途中からでも可能です。また、もう一つは、通級指導教室です。市町によって、様々な方法があります。
うちの子どもを通常学級に行かせてあげたいと思ったら。。
通級指導教室は以下のリンクにあるように、通常学級で授業を受けながら、週1回、通級指導教員が巡回して、学校に来て指導してくれたり、その学校に在籍していたら、その学校でその子どものソーシャルスキルトレーニングをしたり、勉強を教えたりしてくれる仕組みです。
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/511/R1shiori.pdf
僕も、通級指導教員と仕事をするときがあるのですが、とても良いのが、ある程度、科学的に見てもらえ、担任の先生としっかり共有もしてもらえることがとても良いと思います。もし、必要であれば、発達検査もしてもらえますので、そこで強み、弱みもある程度わかったりします。当然、親御さんの了解を得て、その後、共有もしてもらえます。
もし、来年度に入学予定で心配であれば、この時期に一度教育委員会に連絡してみたら、つないでもらえるはずです。
子育ては、日々悩みがつきものなので、不安になる日々だと思いますが、溜め込まずに、どこかに相談してみて、いろいろな視点で子どもをみることで不安が少しでも解消されたら良いなと思います。
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