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【2学期から】ChatGPTを職場にどうやって広めていくかについて考えてみた。

このnoteや、Twitterをチェックしている方はChatGPTは使えば使うほど、効率的になって、これからの働き方に大きく貢献することはわかっていると思います。(まぁ、いくつかまだまだ問題点や使う上での注意点についてはおいておいて)

ただ、良いものが必ずすぐに広まるかというと、それは違うと思います。学校のような職場は特にそうです。良いものが、その中身ではなくて、誰がいったかとか、長く使っているかとかそういうものを良いものとする空気があるからです。

そこで今回は僕がこれからどうやって職員室にChatGPTを広めていくかについての作戦について述べていきたいと思います。まぁ、あくまで作戦なので、実際に試してみないと本当に広まるかわかりません。

僕みたいに学校で広めようと思っている方が多いと思うので、このnoteを読んだ方は、この作戦を参考にいろいろ試してみてください。もし、うまくいく方法があったら教えてもらえたら嬉しいです☺️

ちなみに、僕は教務主任のときに、電話連絡網からメール配信へ、職員会議の資料をペーパーレス化、水曜日の定時退勤の導入などを管理職の先生と協力して、ハレーションを起こさずに広めました。その経験をもとにかきます。

新しいことを広めるために、やってはいけないこと

ではまず、ChatGPTのような新しいものをを広めるためにやってはいけないことを箇条書きに書いていきます。

・ぐいぐい進めること
・管理職に「使うべきだ」と一人で言いにいくこと
・若手なら言う事聞くだろうと思って、捕まえること
・広まらないときに、イライラして職場の愚痴を言う事

ここらへんかなと思います。要するに新しいものを広めるために、やってはいけないことは、相手の立場に立たずに、自分の意見を押し付けてしまうこと、そして、言うことを聞かなかったときにムキになることです。

なんでかというと、相手は相手で、自分のペースで仕事をしており、新しいものを取り入れる余白がないからです。今の自分に満足していたら、新しいことを取り入れようなんて思いません。さらにいえば、もし、今の自分に満足せずに、常に成長していく方は、もうChatGPT試してます笑

なので、余白がある方の「もっとこうなったら良いのにな」という欲望や愚痴が出てきた時に勧めます。

新しいことを広めるために、必要なマインドセット

で、どうやって広めていくかというと、抽象的にいうと、相手の困り感や欲望が出てくるまで待つこと困り感を解決するための方法を、めちゃ簡単に伝え、教えすぎないこと。それの繰り返しです。

具体的にいうと。

相手の困り感が出てくるまで待つ

まずは、困り感が出てくるまで、職員室で色々な先生と会話したり、職員室の会話を聞いておくことです。その中で例えば、

「あー学級通信のネタが思いつかない」
「なんか、子どもたちに話すネタはないかなー?」
「メールの文面考えんのめんどくさい」
「保護者あての文章どうしよ」

とか、いろいろ出てくると思います。

そういう話が出てきたときに、「実はこんなん最近できるようになったよ」といって、はいっていきます。

困り感を解決するための方法を、めちゃ簡単に伝え、教えすぎないこと。

あとは、興味をもって聞いてきた人に、めちゃ簡単な方法を教えることです。もし、あんまり興味をもってなかったら、ChatGPTという名前だけ言って、教えないでおきましょう。
(もしかしたら、後日聞いてくるかもしれません。)

次に、めちゃ簡単な方法ですが、僕は2つの方法のどちらかを選んでもらおうと思います。(自分で選んだほうが、食いつきが良くなるからです。教育的に言えば、「生徒指導の3機能の自己決定の場を与える」ですね)

一つは、一番有名なChatGPT
もう一つは、Microsoft社のBingチャット

ChatGPTは有名で、課金したら色々な機能が使える

Bingチャットは、Microsoftなので、学校現場に馴染みやすいと思います。(ネームバリューがある。安全っぽいwww)あとは、ChatGPTは2021年末までの情報しかはいっていませんが、Bingチャットは最新の情報がはいっているので、精度も高いですね。

めちゃ簡単なやり方については、ChatGPTについては、坂本さんのnoteがめちゃ参考になりますね。

Bingチャットについては、恥ずかしながら、自分が書いた以下のものが良いと思います。(スキの数が10分の1以下www)

そして、教えすぎないことですね。教師はついついいろいろ教えたくなる生き物ですが、最低限にとどめておくこと。自分で調べてもらうことが大事だと思います。自分で調べると統計分析とか、30人分の所見を5分でできたりします。ただ、それは黙っておいて、「困り感や欲望が出てきたら、教える」で良いと思います。

繰り返し

あとは、自分が職員室の誰かに伝える。もしくは、自分が教えた人が他の人を教える。それを地道にコツコツと広めていく、広がっていくイメージです。

決して焦らずに、ムキにならずに、使える自分たちは楽しそうに、便利だーって声に出していくことです。決して使いなさいとは言いません。

イメージは、以下の社会運動の動画ですね。(いつもこの動画を見て元気もらってますwww)

まとめ

今回は以上です。もうすでに日本の中でもChatGPTを使っている自治体もあれば、使っていない自治体があります。「使っていないからだめな自治体」なのではなくて、やっぱり忘れたくないのは、GIVEの精神を忘れずに、隣の人を助ける、一緒に幸せになることですね。

そのために、とりあえず、今回のnoteをもとに僕もできることをコツコツと取り組んでいくつもりです。

もし、ChatGPTについての使い方とか、広め方について一緒に前に進みたい方は、以下のオープンチャットに入りませんか?一緒にワイワイやりましょう!!

オープンチャット「AIを使って学校の先生にゆとりを!」

テキトー教師について


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