しねなかった子供の15年後
絵を描くことが好きな子どもがいました。パースが狂ってるので殴られました。その甲斐あって、上達して子ども向けの大会で、あらゆる賞をもらいました。しかし、展示会のあと、作品は大抵、無事に返って来ません。それでも、仕方がないと思いました。所詮子どもの絵です。価値はゼロに等しいです。
生きている子どもがいました。邪魔になるので死ねと1日三回言われていました。そこ甲斐あって、誰かの役に立とうとする子供になりました。しかし、十歳の時に大学進学はあきらめさせられました。それでも、仕方がな