見出し画像

セッションのやり方やマナー

セッション運営面の情報


セッションは各自が自由に楽しむものです
無法地帯では自由に楽しむことは難しいです
セッションマナーはセッションを楽しく過ごすための方法です

また、楽しめる人が減ってしまうと
セッション参加者の減少→音楽人口の減少→音楽シーンの衰退
となり、全体にとって悪循環になってしまいます

セッションで演奏することそのもののストレスを楽しみ、不要な楽しくない要素を減らしましょう


無駄な時間を減らす

1曲セッションをするときに必要なステップは

  • メンバーを決める

  • ステージに入る

  • 曲を決める

  • 構成を決める

  • 曲が始まる

  • 曲が終わりハケる

です

メンバー決定

メンバー決定は次のようなことを意識して行えると良いです
・音楽的に得るものが大きい編成を作る
・参加回数を均等にする

セッション主催者がメンバーを指名するやり方が主流ですが、学生や初心者がその場でうまく行なうことはなかなか難しいです
参加者を楽器ごとにならべた表を作り、それをみながらセッションの編成を考えていくのがおすすめです
事前に考えておくことでメンバー決め待ちの時間を無くすことができます
また参加者表に参加回数をメモすることもできます

デュオやドラムレス、コードレスのような小編成、3管以上の大編成などを織り交ぜると聴いていて飽きないです
強者の小編成を作るとコアな曲が聴けたりスタンダードの新しい面が見られたりと楽しいです

参加者の一覧とセッションを組むための表 のテンプレート


使用例
左側に参加者を楽器別にまとめ、右側にメンバーのセットを作っていく


ステージに入る

ただ人間がステージに移動して終わり、とはいきません
楽器を持っていったりセッティングしたり、また音出しをしたりという時間が発生します
できるだけこの時間を省略したいですが、いざ演奏が始まったときに音が出ない、演奏しづらいとなるとセッションの満足度が下がってしまいます

電子楽器や管楽器は
・音が出るか確認、また音量の調整
(・1フレーズくらい演奏して調子を確認)
くらいをするのが良いと思います
10秒くらいでセッティング完了できると良いですね

ピアノやドラムやベースは
・椅子や楽器の高さ調整
・1フレーズくらい演奏して楽器の音質やセッティングを確認
をすると良いと思います

音が出ている間は、次のステップの話し合いや意思決定に進めないので最小限にしたいですね
練習時間ではないので2, 3フレーズも演奏する必要はないです

曲を決める

初心者がいれば基本的に初心者が曲を決めます
じゃあこの曲で と言われて困る人が決めます
あらかじめやりたい曲を考えておきましょう

曲が決まってからテーマを練習するのはやめましょう
2秒くらいならいいと思います


構成を決める

イントロは誰がやるのか、ソロをやるやらない(ベース、ドラムなど)、セカンドリフなどやるやらない
を決めます
不安な人がいる時にはソロ順などを先に決めることもあります

この間もできるだけ楽器の音出しは避けましょう


演奏

全体の音をよく聴き、今必要な音を考えて演奏しよう
音量バランスにも気を配ろう


ハケる

一緒に演奏した人に挨拶しておきましょう

またセッティングなど戻すべきものは戻し、スマホやドリンクなどを置いていかないようにして席に戻りましょう




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?