【中学受験 算数】11×11 以上の平方数
今回も、中学受験・受検をするうえで、必須の知識、役立つ知識を確認していきます。
今回は、11×11 以上の平方数(同じ数同士をかけた数)です。
面積の計算をするときなど、覚えておくと役立つ場面が多いので、暗記してしまいましょう。
ただし、あとで説明するように、ただの丸暗記にならないようにすることも大切です。
●【必ず暗記】11×11 ~ 20×20
画面の右側を隠して暗唱してみましょう。
11×11=121
12×12=144
13×13=169
14×14=196
15×15=225
16×16=256
17×17=289
18×18=324
19×19=361
20×20=400
●【できれば暗記】21×21 ~ 30×30
21×21=441
22×22=484
23×23=529
24×24=576
25×25=625
26×26=676
27×27=729
28×28=784
29×29=841
30×30=900
●丸暗記だけではなく数的感覚も
11×11 から 30×30 まで順にみてきましたが、最初にも書いたように、ただの丸暗記にしないことも大切です。
そのためには、暗記トレーニングと並行して、結局は筆算を反復することが有効です。
筆算も結局は分配法則ですから、以下の式で太字にした部分が極限まで速くなれば良いのです。
そして、計算結果が暗記した答えと違っていないか注意すれば良いのです。
11×11=11×10+11×1=110+11=121
12×12=12×10+12×2=120+24=144
13×13=13×10+13×3=130+69=169
14×14=14×10+14×4=140+56=196
以下同様・・・
暗記は手段にすぎません。丸暗記では忘れてしまいます。
1けた×1けたのかけ算だって、九九を暗唱するだけでなく、実際に計算の中で使って定着させてきたはずです。
計算を速く、正確にすることが目的なので、計算のなかで定着させましょう。
次の記事では、今回の内容に関連した別の考え方も紹介する予定なので、ぜひそちらもご覧ください。
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