見出し画像

【Epic Games Store無料配布中】Star Wars バトルフロント IIをオススメしたい。ただそれだけ。

【追記】今なら本編に加え150以上のスキンやエモートが付いてくるCelebrationエディションが無料配布中!この機会にプレイだ!

〜ここから本編〜

もし何かのご縁があってこの記事を読んで頂けたのなら、まずは何も考えずにこの動画を先に見てほしい。

これは、「Star Wars バトルフロント II(SWBF2)」というゲームの、国内でも話題となった「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を記念した大型アップデートのトレーラーである。特に1:40辺りからの演出がエモくて、スター・ウォーズファンのみならずシリーズを観てきた人にとってはとても感慨深くなる素晴らしいトレーラーだと思う。

このゲームについて簡単に説明すると、FPS/TPS(切り替え可能)のPvPシューターで、プレイヤーは一般兵として戦場で戦い、「バトルポイント」と呼ばれるポイントを稼ぎ、強化兵になったりビークルを喚び出して乗ったり、更にはレイなどのヒーロー、ダース・ベイダーなどのヴィランとしてプレイすることができる。開発元は「バトルフィールド」シリーズでお馴染みのEA DICEだ。

これが僕の「推しゲー」である。発売日からの約2年半もの間、このゲームをひたすら遊んできた。

「こんなにも素晴らしいゲームがあるのに、遊んでいる人があまりいないのは勿体ない!是非皆に一度でいいからプレイしてほしい!」
という気持ちと勢いだけで記事を書いている。なので文章力の欠片もないような記事が出来上がっていることだろうがそこは生暖かい目で見守ってほしい。

史上最悪なローンチから始まる旅

SWBF2を一言で表すなら「世界一波乱万丈なゲーム」という他ないと思う。

ローンチ時SWBF2は過去類を見ないレベルの大炎上をしていた。ここであまり詳しく書くことはしないが、EAチームのコメントに低評価が付きすぎてギネス世界記録に載ったりクレートボックス問題で一部の地域の政府が規制に乗り出すなどしていた。恐らくこれらの騒動を知っているゲーマーはこのゲームに対して悪いイメージを持っていることだろう。

だが断言しよう。「このゲームはアップデートで生まれ変わった」と。

今年の4/28に行われた最後のアップデートまでの間、SWBF2は実に多くのコンテンツ追加をしてきた。その中にはもちろん既存の炎上要素を修正したものも含まれている。アップデートの内容は他のゲームより少なかったが、確実に進化し続けているSWBF2を見て、感動すら覚えたものだ。

そして、冒頭で紹介したあのトレーラーが発表された時、SWBF2の勢いは完全に発売前に戻っていた。もちろん映画が公開されたタイミングなので盛り上がっていたというのもあるが、同時にゲームとしての完成度も評価されてきていたと思っている。(実際、海外大手メディアのIGNはこのタイミングでSWBF2を再レビューしている。)

スター・ウォーズという世界観へのこだわり

画像1

SWBF2を語る上でまず最初に知っておいてほしいのが、スター・ウォーズという世界観へのこだわりである。

マップの再現度の高さは言うまでもなく、ヒーローのスキンやモーション、サウンドや細かい小物まで、ありとあらゆるものをスター・ウォーズという世界観を貫いている。スキンに関してはプレイヤーが自由に選ぶことができ、また映画の本当にワンシーンしか出てこないかなりマニアックなスキンなどもあるので、スター・ウォーズファンにとっては見ているだけで感動ものだろう。(下のツイートの3番目のスキンはEP4の授与式の際のスキンである)

また、SWBF2がDICEスタジオ謹製のFrostbiteエンジンによる美麗なグラフィックで作られているところもポイントだ。筆者は発売前のベータテストにて、ナブーのグラフィックのあまりの美しさに感動し、プレイしている間は興奮が抑えられなかったほどだ。ちなみに、この記事内で使用している画像は、全て筆者がPS4のスクリーンショットで撮ったものである。

「バトルフィールド」仕込みの戦場の臨場感

画像2

ここまで見てみるとまるでスター・ウォーズファンのみが楽しめるゲームと思われそうだが、そんなことはない。筆者は前作SWBFをスター・ウォーズ観たことはある、FPS/TPSははじめてみたいな感じで始め、ガッツリハマりその後FPSとスター・ウォーズファンになった人なので信用してもらっていい。

ところで、このゲームの開発元のEA DICEのメインタイトルである「バトルフィールド」シリーズだが、皆さんはBFシリーズの醍醐味と言われたら何と答えるだろうか。ガンプレイ、大規模なチーム戦、ド派手な環境破壊・・・色々あると思うが、僕は戦場の臨場感だと思っている。

例えばBFで普通の歩兵としてスポーンしたとしよう。目の前に戦車が現れる。そうなるとただの歩兵1人では太刀打ちできない。仮に対戦車系の兵器を持っていたとしても、余程のことがない限りダメージを与えても返り討ちにされてしまうだろう。逆に、戦車が強いからといって、突っ込んでしまうと様々なところに隠れられる対戦車兵器を持った複数の歩兵に囲まれ破壊されてしまう。また、戦車だけではなく、航空機や固定機銃、場合によっては開けた場所で遠距離からスナイパーに一方的に撃たれるなんてこともあるだろう。

こうした「戦場の無慈悲さ」こそが戦場の臨場感を強くしているのだと思う。少しBFに話が逸れたが、SWBF2は、そのようなバトルフィールドで培われてきた「戦場の臨場感」をスター・ウォーズというタイプの違う戦場で活かすことができている。

SWBF2にはヒーローやヴィランというBFシリーズにはない特殊要素が存在するが、強いブラスターやライトセーバーで敵を圧倒する一方、様々な方向からの射撃やビークルからの攻撃には弱く、またレーダーに常に赤点が出るという仕様から敵に狙われやすいなど、明確な欠点も存在していて「戦場の無慈悲さ」を見事に演出している。

とっつきやすく奥深いゲーム性

SF系シューターというと非常にスピード感があり、そして特殊な操作(ウォールラン・二段ジャンプ・バニホ etc...)が求められることが多いがSWBF2ではそんなことはなく、むしろ地べたを走ることのほうがずっと多い。基本的なモーションで他のゲームにないのは○ボタンでできるローリングくらいだ。

ただし一部のユニットは例外で、例えば「エアリアル」だと、アビリティでジェットパックを使い一定時間空を飛ぶことができたり、長い距離を浮遊しながら移動することができる。しかしながら、それらの操作も本当にボタンを押すだけなので、既存のSF系シューターよりはるかにとっつきやすいといえるだろう。

画像5

ただ楽しく遊ぶだけならFPS初心者でも簡単にできるのだが、極めようとすると非常に奥深いのもSWBF2の良い所だと思う。その1つとして挙げられるのが「スターカード」システムだ。

画像7

スターカードとは、一度に3枚まで装備可能なカスタム要素で、アビリティを強化したり別のものに変更したり、自然回復を早めたり・・・などゲームプレイをより有利にするものだ。プレイしてXPを得ることでキャラクターのレベルが上がり、手に入れられるようになる。またスターカードには4段階あり、強化すると効果がより強くなる、というもの。

このスターカードの量が非常に多く、ヒーローやビークルのスターカードも考えると全部開放するまでに物凄い時間が必要になる。ただ一度手に入れるとかなり楽しくなるので是非やってみてほしい。ちなみに土日は獲得できるXPが2倍になるので頑張れば一気にレベルも上げられるだろう。

これからSWBF2を始める人へ

とまぁこの記事を書いてる途中で6月のPS PlusでSWBF2がフリープレイになるということを知り、今急ピッチで書き上げているのだが、この記事を見て少しでもSWBF2に興味を持って頂ければ幸いだ。

ここから実際にプレイする際に、経験者としていくつかアドバイスをしていきたいと思う。

まずはじめに、ゲームモードの話だ。

画像6

「キャンペーンやトレーニングで基本操作を学習したので、いざ!マルチプレイヤーの対戦モードへ!!!」・・・となる気持ちはすごくわかるのだが、ちょっと待ってほしい。初心者はCO-OPモードから始めるのをオススメする。「対戦ゲームがやりたいのに、CPUと戦わないといけないなんて!」となるのも重々承知なのだが、案ずるなかれ。SWBF2のCO-OPモードの難易度はかなり高いからだ。

まずCPUが強い。もちろんプレイヤーと正面で撃ち合って勝てるほどの強さはないが、彼らは基本固まって行動するので、下手に突っ込むとクロスファイアを食らって簡単にやられる。さらに言えばヒーローなんかも登場し、アビリティなんかもしっかりと使ってくるので、最初のうちはクリアできないことも多いだろう。

次にプレイヤーレベルの問題。このゲーム、かなりコアなファンが多いらしく、キャラクターのレベルが200や300を平気で超えている人を多く見かける(全てのスターカードを最大まで強化するとレベルが黄色く光るので見分けはつく)。そういう人達はマジでやりこんでいるので、単純に上手く、そしてバトルポイントを稼いでヒーローなどを真っ先に取る人も多い。そうするとヒーローの順番待ちみたいになり、なかなか遊べない。しかしながら、CO-OPなら味方が最大4人なのでバトルポイントを集めれば何かしらのヒーローになることができる。個人的にはSWBF2の要素を余すところなく楽しんでもらいたいので是非CO-OPモードを選んでいただきたい。あとCO-OPでもアンロックなどはできるのでレベル上げにも使える。

ある程度CO-OPで慣れてきたら、シュプリマシーやギャラクティックアサルトなどの対戦モードもやってみてもいいと思う。

あとはサーバーの問題もある。フリープレイ期間なら困ることはないだろうが、もしもなかなかマッチングしないなと思ったら設定から「オレゴン州」のサーバーに変更してみてほしい。日本はアクティブユーザー数が少ないがアメリカならそこそこの人口はいる。当然ラグはあるが遊べないほどでもないのでオススメ。

画像4

おわりに

ここまでこのゲームをただひたすら推してきたが、実際のところ、欠点もある。というかプレイしてみると欠点ばかりだったりする。修正してたのかと疑いたくなるバグの量、最初こそ楽しいけど途中から苦行になるアンロック、初心者置いてけぼりの環境 etc...

欠点が多いのは確かなことだが、同時に他のゲームにはないような魅力が存在することも確かだ。だからこそ、このゲームを推した。欠点を補えるほどの素晴らしい作品だと言うために。「尖ったゲーム」の面白さを伝えるために。

さて、最後の最後に、こんな画像を紹介しよう。

画像3

これは、今年の4/28に行われた、SWBF2最後のアップデートにて追加されたとある謎を解くことで見つけられるSWBF2開発チームの集合絵だ。スター・ウォーズ調に描かれており、DICEプロデューサーのBen Walke氏によれば、開発チームはこの絵によってSWユニバースの一員となったそうだ。

ちなみに、この謎を解くことによって特別なスキンも手に入るので、是非ゲーム内でチャレンジしてみてほしい。解き方がイースターエッグっぽいのでそういうのが好きな人はきっと気に入るだろう。

それでは、またどこかで。

フォースとともにあらんことを。いつまでも。