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Day5 円熟の証

この日はグループリーグ期間中で唯一、1日に2試合開催の日。

“死のグループ”グループF、「ハンガリー×ポルトガル」、「フランス×ドイツ」だ。

連覇を狙う、ポルトガル。
ワールドカップとの連続制覇を狙う、フランス。
復権をうかがう、ドイツ。
そしてハンガリーには、この組を引っかき回してもらいたい。


ポルトガルと激突したハンガリーは、地元の利もあってか、まさにその通りの奮闘ぶりを見せた。

ちなみに、両国は前回大会でも同じ組に入り、第3節で3-3のドロー。
ハンガリーは首位通過、ポルトガルは3位通過。後半40分近くまで、守るハンガリー、攻めあぐねるポルトガルという構図。

ポルトガルのジョタは明らかに低いパフォーマンスで、逆にハンガリーに、後半35分にネットを揺らされた(オフサイドの判定によりノーゴール)。
これは、スコアレスドローか……と思い始めちゃいましたよ。

しかし後半39分、リフレクションによるラッキーなゴールで、ポルトガルが先制。

こうなると、クリスティアーノ・ロナウドの出番だった。
残り10分を切ってから、PKを含む2ゴール。

やっぱり、役者が違う。
ますます、磨きがかかっているように思える。


そして、フランス×ドイツ。

フランスの力の源は、守備だ。
ロシア・ワールドカップを制した守備陣がほとんど残り、強固なブロックを形成した。

カンテとポグバの守備的MFは、「もー、アカンて」とダジャレを言いたくなるほどの強さ。
ポグバは、先制のオウンゴールへとつながるチャンスも生み出した。

さらに、前線の3人が、本当によく走る。
エムバペ、グリーズマン、ベンゼマは守備だけでなく、奪ったら即カウンターという意識も高い。

結果は1-0というスコアだが、チーム内の組織力に大きな差を感じた。


個と組織、それぞれの円熟味を感じた2試合だった。


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さて、今日の「飲み食いEURO2020」は、フランスとドイツ。

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グラン・ヴァン・ド・マルゴー。

飲みやすいのに、しっかり。

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ホフブロイ・マイボック。

ドイツの敗北に似た、苦みあり。


そして、今回のEURO2020で初めて料理を作った。

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ドイツといえば、カリーヴルスト。

ソーセージをグリルして、カレー粉とケチャップをまぶす。
ぼくはついでに、とんかつソースも加えてみた。

スパイスと、甘み。
ビールが、うまい。

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そして、ドイツ料理っぽく、野菜とベーコンをことこと煮込む。

野菜はキャベツ、ニンジン、タマネギ、インゲン、セロリ、ジャガイモを切って入れただけ。
味付けはコンソメのみ。塩・コショウも使わず。

お鍋はもちろん、無水調理できるバーミキュラ。
長年、愛用してます。


サッカーも料理も、シンプルでありつつ、ちょっとしたスパイスが楽しい。

長い独居生活のおかげで、労せず調理できるようになったなあ。


本当にそれが良いかは置いといて(笑)、これもある意味、円熟の証。

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