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自分の中にある「アレルギー反応」の理由を知らないと、いつまでたっても成長しない。

僕は小さな頃から自分の感情を表に出すのが苦手です。

それは今も変わらずです。

赤ちゃんに対して俗に言う「赤ちゃん言葉」を使った事もないし、「イェーイ!」的な感情表現もほぼした事がないです。

めっちゃ面白くないヤツですし、「冷酷」とか「冷淡」とか「アイスマン」とか言われていました。

多分、家族の中で感情をぶつけ合う事をしてこなかったから、どういう風に表現すればいいのかわかりにくかったのかな?そして、その感情を無条件に受け入れてくれるのか不安だったのかもしれません。

しかも「肥満児」という大きなオマケがついて、人前に出たり意見を言う事に対して苦手意識がついていました。

といった感じに、「感情を表現する事に抵抗がある」というアレルギー反応を起こしている「理由」がわかっているかわかっていないか。

わかっているからこそ、自分なりに別の形でアプローチできる。


高校2年生の進路を決める時のこと。
「人間関係が苦手」だったので、逆に人間関係の仕事に就いたら面白いかも!と思いつき、福祉の道に進みました。

それが大きなターニングポイントで、どハマりしたんですね。

もちろん苦手意識は消えはしませんが、その環境に身を置く事で、半強制的に「どうすべきか?」と考えて行動する事が出来るようになったように思います。

あの時自分が「なんとなく」感じたことを信じて良かったなと思います。


そんなこんなで、今自分が直面していること。

「人に任せられない」という感情。
「始めから最後まで自分でしたい」という感情。

料理ひとつとってもそうですが、例えばショップカードとかもそう。

不得意な事までもやろうとしてしまう。

パソコンスキルなんて全くないのに、なんとかかんとかして作るんです。で、必死になるので、とりあえず形になってしまう。

成長した感が楽しいし、達成感もあるので、決して悪い事ではないんですよね。

でも、そこにあるクオリティはどうなのか。
得意な人に任せたらもっといいものができるのではないか。

店のデザインがわかりやすい例。

プロに気持ちを伝え、形にしてもらったからこそ、納得のいくものが出来た。

もしこれを自分でしていたら、酷い仕上がりだったことは間違いないです。


それを踏まえて考えました。
なぜ任せられないのか?

ひとつは簡単で、「自分が知らなすぎるから」。

単純に、教えてもらうのではなくて自分の力で出来るようになりたいというプラス要素からくるものだと思います。


それよりも根が深い問題はもうひとつ。

これは最近になってはっきりした事で、言葉にするのは気持ちの良いものではないのですが。。

多分、「信用していない」という事だと思います。

言い換えると、「人を信用するというキャパを持っていない」という事です。

原因は「相手」ではなく「自分の中にある」。

ここに少し気がつくようになりました。

今、新しいプロジェクトを考えています。
大きな事ではなく、本当に些細な形ではありますが、自分だけの力では良い形にならないものだと思います。

だからこそ、店を作ってもらった時と同じように、意見を伝えながら形にしていきたい。
というよりも、そうする事で初めて成立することだと思えました。


高校生の時に福祉の世界に踏み込むと決めた時と同じように、自分の環境を変える。

人から見れば些細なことですが、なんか、大きな変化になりそうです。


現状維持なんかクソ喰らえ。
変化を楽しもう。




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