EAを回すうえでの口座規約の比較検討
やばい、凄い長文になってしまったので先に結論から書いておきますね。
探した条件は「他業者での両建てOK(通常トレード目的)」「XMスタンダード口座よりスプレッドが狭い」「その他手数料がXM以下」でした。
ただ、両建てという概念について複数の業者さんに伺ったところ、「通貨ペア」を1つの単位としてみており、JPYとかEURとかは見ていないよう。だから両建て不可でも例えばXMでUSDJPYを、TitanでEURJPYを回していても問題はない・・・という解釈をさかてぃはしました。
なので当面はXMをGold裁量とUSDJPYのEAを運用し、TitanでそのほかEAとします。
XM=他口座・他業者とも両建て不可。
exness=他口座・他業者両建て可。スプレッドは狭め。レバ無制限。
TitanFX=他口座・他業者とも両建て不可。
Axiory=他口座・他業者両建て可。少額入出金に1,000円の手数料あり。
GemForex=他口座・他業者両建て不可。
ThreeTrader=他口座・他業者両建て可。スプレッド狭い。
(ここから本文)
前回の記事の最後で、現在XMを使ってお試ししているけど、本格的にEAを動かすための口座開設を検討しているというお話をしていました。
というわけで、TariTaliを経由しながら口座を開くならどこがいいかなあという備忘録を載せていきます。
基本的なデータはyuko姉のブログが丁寧なので、そこをベースに、実際に各業者さんの規約を見て比較していきます。
2022年12月現在、私の運用イメージとしては
・複数口座を回したい(ゴールドをいじる裁量口座のほか、EA用にマーチン口座、総合口座、実験口座等複数開きたい)
・複数を回す際、別口座間で両建てになってしまうリスクを踏まえたい(A口座でドル円のショートポジ、B口座でドル円のロングポジが存在していても規約違反にならないところがいい)
・できれば業者も分けてリスク分散をしたい(あくまでも海外口座なので、ある日突然口座を閉じられたり、出金拒否されたとしても日本国の保証がないため)
・XMのスタンダード口座よりスプレッドの狭い業者でEAを回したい(EA用にUSDJPY・EURUSD・EURJPY・GBPUSD・GBPJPYの5つと裁量用のゴールドをとりあえずチェック)
ちなみに私のnoteを見てる方は皆さんリテラシーの高い方だと思いますので、すでにTariTali経由で口座を開いていると思いますが、備忘録なのでリンク貼っときます。
TariTali経由で口座を開けば、ポジションを持った時点で、あとは勝とうと負けようと建値だろうとロットに応じたキャッシュバックが手に入ります。スプレッドの一部を私たちユーザーがキャッシュバックを受けることが出来るので、基本的には入っておいたほうがメリットが大きいです。
TariTaliのデメリットは例えばXMだと入金ボーナスなどがなくなってしまう事があります。現金を確実に返してもらえるか、ボーナスでハイレバを狙うか、スタイルによって分けると良いと思います。(私はボーナス口座とタリタリ口座の2種類を運用しています)覚書終わり。
ひとまず、今現在使っているXMをベースに比較していこうと思います。
利用規約はこちら(英語)。p55の48. Prohibited trading techniquesですね。
うん、多すぎて読めない(/ω\)不正アクセスや悪意ある取引禁止等々…
両建てについてはQ&Aに記載されています。
両建ては同一口座のみ認められています。同じXM同士でも別口座では禁止です。また、ゴールドはXAUUSDで、USD絡んでますけどゴールドとして処理していいようです。
上記とは別に、再度したことがありまして、EURJPYいじってる口座とEURUSDいじってる口座2つがあったら、EURがかぶってるから両建てになっちゃいますか?と尋ねたところ、「異なる通貨ペアは禁止された両建てではないですよ」という受け取りができる返答が来ました。
規約を機械翻訳しました。
規約を読む限り他業者を絡んでなければやはり問題なさそうですね。
そうだとすれば、ドル円EAだけ口座、ユーロドルだけ口座、ゆーぽんとポン円口座、とか3つ作っても問題はないようですね。XMは慣れ親しんでるのでいいなとは思いました。
また、ほかの業者さんとで両建ては禁止のほか、合計9個の禁則次項があるようです。公式からはすべては拾えなかったけど、参考ブログ貼っておきます。
スプレッドの平均は、スタンダード/極みで
USDJPY = 1.6pips / 0.7pips
EURUSD = 1.7pips / 0.7pips
EURJPY = 2.3pips / 0.36pips
GBPUSD = 2.1pips / 0.27pips
GBPJPY = 3.6pips / 0.45pips
XAUUSD = 3.5pips / 1.5pips
こんな感じなので、XMさんは比較的ルールは厳しめですね。ノーマルではスプレッドも広いのでコストも高めで、極みだとボーナスポイントはないです。メリットは約定力の高さと出金周りの悪い噂を聞かない所ですかね~
EAを回すとしたら別業者と口座を分けるのが困難ですねえ。
なんでこんなXMに執着するかというと、手数料の高さなんです。ユーザーにとってはデメリット大きいのですが、業者さんにとってはしっかり手数料取れるとおいしいわけで。健康的な経営ができてるんじゃないかなと私個人としては思いました。
ちなみにもちろんNDD方式です。
(DD/NDD方式や、STP/ECN(ME/IE)方式については下記ブログがわかりやすかったです)
次、exnessを見ていきます。
ルールはp39の2. Prohibited Actions on the Trading Platformです。
https://www.exness.com/cdn/media/exnesssc/exness_sc_client_agreement.pdf
不正アクセス関係や組織だった悪意ある取引じゃなければ大丈夫そうですね。
補足でほかのブログなどを見てみても、基本的に両建ては他口座、他業者ともに通常取引目的であれば問題ないようです。
スプレッドの平均は、スタンダードで
USDJPY = 1.1pips
EURUSD = 1.0pips
EURJPY = 1.9pips
GBPUSD = 1.2pips
GBPJPY = 2pips
XAUUSD = 2.0pips
exnessさんはレバの調整が自由だったり、両建ての他口座、他業者OKだったり、スプレッドはXMのスタンダードより安いのでいいですね。
NDD方式で、ピュアはME式(スリッページはあるがディーラーを通さず直接トレード(約定拒否がない))、rawはIE式(ディーラーを通すがスリッページがない(約定拒否はある))です。
次、TitanFXを見てみます。
タイタンではXMと同じで、他口座での実質両建てや他業者を使った両建ては禁止されています。
(タイタンはいくつかURLがあるようで、https://tfx.fxsignup.com/というURLはキャンペーンを委託された、PLUS INVESTMENT CORP.が運用しているようです。公式はhttps://titanfx.com/ja で、TaritaliのURLもhttps://traders.titanfx.com/ というまた別のURLです。)
ただスプレッドはほどほどに狭いですね。
USDJPY = 1.1pips
EURUSD = 1.0pips
EURJPY = 1.9pips
GBPUSD = 1.2pips
GBPJPY = 2pips
XAUUSD = 2.0pips
Titanさんは約定力が高いと言われていますし、ここも老舗なので安心感はありますね。もちろんどの業者さんでも過信は禁物ですが。
次、Axioryを見てみます。
両建ては他口座・他業者ともOKですね。
ただ、2万円以下の入出金に海外送金の2,500円以外にも1,000円の手数料がかかるなど、少額でいじろうと思っているとやや手数料負けしやすくなるかもですね。逆に言えば透明性の高い、きちんと収益を上げる形ができている健康的な業者さんかなという印象はあります。
ただスリッページがしやすいのが定評なので、約定されない、コストがかかる等ということもしばしばかもしれません。。。スタンダードはSTP方式、ナノはECN方式です。
スプレッドの平均は、MT4スタンダード/MT4ナノで
USDJPY = 1.5pips / 0.3pips
EURUSD = 1.3pips / 0.2pips
EURJPY = 1.7pips / 0.4pips
GBPUSD = 1.8pips / 0.3pips
GBPJPY = 2.3pips / 0.7pips
XAUUSD = 3.3pips / 1.5pips
XMさんよりは安いけど、ほかの業者さんより気持ち高めですね。ナノは安い。手数料は1lot=6USDです。1トレード当たり20円くらいはかかる感じですね。中間というイメージ。
次、GemForexを見てみます。
GemForexは2022年12月13日現在、Talitariのキャッシュバック制度が終了しています。それ以外の部分については、いかがでしょうか。
GemForexは公式でまとめブログみたいな要領でFAQなどまとめられているようです。両建てについては、他口座・他業者の両建ては禁止されているようですね。
私の現状ではGemさんを改めて開く優位性はちょっとなさそうな感じかもです。ごめんなさい。
ThreeTraderを見ていきます。2021年5月新興の業者さんみたいですね。
たぶん公式のツイッターアカウントと思いますが、両建ては特に禁止されていないようですね。悪意のあるトレードはもちろんダメです。
スプレッドの平均は、Pure/raw(手数料含)で
USDJPY = 0.59pips / 0.47pips
EURUSD = 0.59pips / 0.47pips
EURJPY = 0.71pips / 0.61pips
GBPUSD = 0.74pips / 0.66pips
GBPJPY = 1.14pips / 1.04pips
XAUUSD = 1.63pips / 1.67pips
大変安いです。他の業者を圧倒しています。ただ、スリッページが少し気になるところも。もちろん自分で回していないから確認できていないですけどね。
ほかにも業者さんは沢山ありますが、力尽きたので終了!(; ・`д・´)
あくまでも自分で調べて自己責任の下、リスク管理をして分散しながら投資をするのが良いでしょうね。勉強になりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?