【乳がん/定期健診】2年目検診

2018年2月末に乳がん確定となり、4月上旬に手術してから2年。

2年目検診を4月にやる予定だったが、コロナ真っ只中で延期してもらった。
あたしが行ってる病院も、専門病院ながらコロナ患者を受け入れた時期もあり、形成外科は半年後くらい先に延期になり。

乳腺外科の方は、あんま延期して欲しくなさそうだったが、緊急事態宣言中という事もあったので、怖くて延期してもらった。

検診はエコーをして、その2週間後に外科の先生の所で結果を聴くもの。
ステージ0でほぼ再発はない、と当時は言われていたが、エコーの所見の結果が目にがっつり入ってきたが、脇の下に何かあるとか色々書いてあった。
怖すぎる。

でもとりあえず再発の兆候はないので、また来年にしましょう、と来年のエコーと診察の予約が入る。これは去年と一緒。

でも去年になかった傷を見せるのと、触診の時間が入る。
多分、シリコンに発がん性物質が入っている事が分かったので、その事で一応チェックしてくれてるのだろうと思った。
今まで言われなかった自分でもしこりやセルフチェックは必ずしてください、という一言もあったし。

そんなこんなで2年目検診は終わり。

2年間の間、ほぼ自分が病気だった事を忘れているので、完全に日常生活を送れている。ただ、毎年この時期だけはステージも低いし、大丈夫だと分かっているのだがざわざわする。

そして、最近自分の人生のスパンの見方が、老後までを考えるのではなくて人生のスパンの考え方が、1年~2年先単位になっていたなという事に気付く。
例えば明日急に何か病気になったら、仕事にいけなくなって、日常が止まって、やりたい事や行きたい場所に自由に行きづらくなる。
1年後、2年後、その先もやれる保証はないから、出来るだけ早めにやりたい事はやるようになった。

お金も必要になるし、そういう間も稼げる手段が必要になってくる。
万が一ガンだったら1年間は治療の年、次の年は万が一離職した時を考えた生活費も必要…とか。

ステージ低いし大げさなと思うけど、ステージ分かる前、両胸にがんがあることだけ分かって、転移なのか両方同時にできたものなのか、その検査結果を待っていたほぼ3週間、生きた心地がしなかったし、もはや2年先、1年先、3か月先の自分さえ想像ができなかった。

今はたまたま時間が伸びたけど、1年間の検診を終える度、ああー1年間自由時間ができた…という気持ちになる。
で、この1年で何をしようと思う。

そして次の検診を迎える。

でも今はその生き方で良かったかなとも思っている。
やりたい事だけやる、嫌な事はしない、というシンプルな考え方に吹っ切れたし。

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