ドバイを振り返って②

 1年の12月あたりにツイッター経由でプログラミングサークル設立に誘われpythonを学び始めた。ディスクトップPC作成でIT系に興味がわいたこともありちょうどいいタイミングだったのかもしれない。

あまりお金もなかったこともあり、pyQというサイトで勉強し始めた。

これでいろいろなことを自動化することができれば、将来の不労所得につながるかなっていうあまい考えだった。

いまのpythonはやりたいことをネットで調べれば大体必要なコードと手順が出てくる。それを後は自分仕様にすればいいだけだ。

エラーが出てもそれをネットで調べればその原因がネットで出てくる。

戸惑ったのは環境構築くらいだとおもう。

けど、自分のやりたいことには数学の知識が必要だったので日の日に学びのペースは落ちてきた。

大学2年になり、だんだん対面授業が再開されて、大学に行く機会が増えた。

けど僕にとっては逆にそれが悪かったのかもしれない。

なんとオンライン授業のほうが授業の質が良かったのだ。

好きな時間に授業が受けられてわからないところでももう一度音声を再生させれば聞ける。

無駄なところも早送りできる

iPadにPDFをダウンロードにすれば直接メモすることもできるし紙もかさばらない、ノートもいらない。

いつでもどこでも授業が履修できる。

使い勝手は多少悪かったが僕にとってこれは画期的だった。

だが実際の対面授業は、授業中に寝る奴やしゃべってる集団

やる気があるのかないのかわからない先生。

無駄にかさばる紙。

ぼそぼそしゃべるから聞き逃した部分はわからない

授業間に移動

授業後じゃないと授業の画像をPDF配布しない。

?????

質落ちてね?

わざわざ高いお金かけて、時間かけて大学に来てもこれかよ

僕は高い授業料の元を取るために積極的に大学の図書館、食堂、勉強施設を使った。

正直、結構きれいだし、使いやすい。

けど僕はこのために大学に来ているんじゃない。

ここで僕はちゃんと大学について調べなかったことをひどく悔いた。

ただの名前で大学を選んではだめなのだ。

大学の施設にある大学の年表表をみた。

うちの大学のトップは東京大学出身の一族だった。

当たり前っちゃ当たり前なことだが、頭のいいやつがこの大学を作っているのだ。

僕は突然すごく大学に搾取されている気分になった。

鳥かごに入れられているような。

大卒の資格あげるから高いお金払ってね。大丈夫。うちの大学は就職に強いよ!

部活が強い大学だったので。運動部の施設はめちゃくちゃいい。

けど僕らは使えない。高いお金を払ってきているはずなのに。




あ、ヤバい。

このままだと俺は一生負け続ける

負けているということも知らないまま


ちょうどその時にサークルの活動で参加していた大学の学生プロジェクトが

ゼミでさんかしている意味の分からない内容に負けた


辞めよう

ここにいても得られるものは少ない。

夏休み前に決めた。

残っていた全授業をボイコットした。

とりあえずインターンできるところを探した。

コロナの時期にインターンできるところは少ない。

しかもほとんどオンラインだった。

僕は勉強はオンライン派だが、仕事は対面が良かったので対面形式にこだわった

どうせ行くなら若いし海外がいい。

僕は今の仕事を見つけた