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【イベントレポート】庭づくりから始まる、まちづくりへの関わり方

 新年、あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて本日の記事は、12月23日に(株)FoudingBaseが三条市で運営するSANJO BLANCで『SANJO 作戦会議』というイベントの実施レポートです!

※SANJO作戦会議とは、三条市で活動しているプレイヤーから三条市の取り組みや今直面している課題などを、ディスカッションし、より良い三条市の未来を一緒に考える企画。

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帝樹園庭正の活動内容

大脇さん:「それではSANJO作戦会議を始めて行きたいと思います。私FoudingBaseの大脇でございます。よろしくおねがいいたします。早速ではありますが、まず初めに、帝樹園庭正さんの今取り組んでいることや、事業内容を教えていただいてもよろしいでしょうか?」
正宇:「ありがとうございます。帝樹園庭正の長橋正宇です。よろしくお願いします。我々の事業としては大きく2つあります。1つは、「空間設計」。これはお客様から庭を創りたいというお話を受け、我々が実際にお庭をプロデュースをしていきます。和風なお庭だけではなく、ライフスタイルに寄り添ったお庭のプロデュースをしていきたいと思っています。2つ目は、「継承」という領域。庭に関して、メンテナンスを依頼されるのですが、長くお庭を楽しんでもらえるように、関わり続けていますね。」

「我々の特徴は、庭や空間を提供するわけではなく、「ライフスタイル」を形にする、というのが事業の内容になります。」

大脇さん:「なるほど。ライフスタイルを庭で表現し、お客様の要望を叶えていくこと、が帝樹園庭正さんがされていることなんですね。確かに、私も最初に手がけたお庭を写真で見た時に、すごく一つひとつにストーリーが反映されていて、素敵だと思いました。」

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正宇:「そうですね。なので、日本庭園に限らず、いろんなお庭を提供していますね。」

大脇さん:「もともと長橋さんは、Uターンでしたっけ?」

正宇:「そうですね。すごく小さなUですが(笑)。三条で生まれて、その後社会人の時に、新潟市で働いていましたね。その後、祖父の事業をうけついで、今の造園業に関わる、という流れになります。」

大脇さん:「そうだったんですね!そして今、造園という事業に携わっているんですね!ありがとうございます。」

帝樹園庭正が感じる「まちづくり」への貢献

大脇さん:「今回のテーマに徐々に入っていくのですが、帝樹園庭正さんが「まちづくり」について意識し始めたのはいつ頃ですか?」

正宇:「そうですね。たまたまなんですけど、お庭づくりをさせていただいたお客様のおうちのお隣さんから、お庭をつくりたいと、お問い合わせをいただいて。その後、実際に庭が完成したんですが。景観を見ると、やっぱり見た目含めて、景観が整うなって改めて感じたんですよ。」

大脇さん:「確かに、景観が整うと自然に人が集まったり、街並みという観点ではお庭って大事ですよね。」

正宇:「そうですね。そして庭を造っていて感じたのは、お庭を作ると、コミュニティが生まれる、ということなんですよ。庭という場所を通じて、人と人とのコミュニケーションが生まれたりとか。」

大脇さん:「それはすごい面白いですね。」

正宇:「ただ一方で課題だったのが、一時的な集まり、コミュニティになってしまっていた、ということですね。」

大脇さん:「コミュニティ形成はできるものの、継続性が担保できなかったんですね。」

正宇:「そうなんです。だから、庭という場所にコミュニティ形成をする力はあることがわかったので、そこから持続的にするために、今後の事業を展開していきたいと考えています。」

未来に向けた動き

大脇さん:「今後の事業展開を見据えて、未来を創るというところを詳しく聞きたいなと思っております。」

正宇:「今後は自分たちで場を持ち、帝樹園庭正が庭づくりを通じて人を集め、企業としてコミュニティをマネジメントをすることで、継続的に価値を提供し続ける場を創たいなと思っています。オフィスとしても利用したり、イベントスペースとして活用したり、人が集まる場を作っていきたいですね。そこでお庭を通じて、人が集まり、人が集まることで、新たな事業やビジネスが生まれる。そんな環境を作っていきたいです。」

大脇さん:「なるほど!これまでの造園業の業態から大きくビジネスモデルを変えて、取り組んでいくんですね!本日は、イベントにご参加いただき、ありがとうございました!」

正宇:「ありがとうございました!」

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