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タスクばらしができないとリモートワークもできない

ソニックガーデンの倉貫義人さんが、タスクばらしができてないとリモートワークも難しいと対談記事で書いていましたが、その通りだなと思います。

話は、遡りますが、私がマインドマッピングソフトを売ってた時代の製造業のお客さんの多くは、マインドマップでタスクばらしを会議でよくやっていました。タスクばらしをやることによって、製造プロセスに無理無駄がないかを徹底的に洗い出すわけです。ここに日本の製造業のQC活動を見てました。

タスクをバラす、つまり仕事を構造化して分割する作業ができないと、一人前の仕事人とは言えません。私が、新卒で社会人になったころは、このタスクばらしの考え方を習わなかったので、超効率が悪かったと思います。日本企業は、なんとなく毎日長時間会社で働くことが美学だったので、タスクをばらして、効率よく働くという意識は、多くの会社ではなかったと思います。もう、何十年も前の話です。

さて、現代の、新人教育にタスクばらしの考え方を指導している企業は、どのくらいあるのでしょうか?

マインドマップを発明したトニー・ブザンが、文字のない空白の枝を書きなさいと言ってたと誰かから聞いたことがあります。その意図は、空白を書くと、そこに何を埋めたくなるのが人間のさがらしいです。

タスクばらしをどんどんやっていくと、まだ書いていない空白の部分に、まだ何かがあるぞ!なんだろうと思考を深めていくわけです。

タスクばらしをやらないと、足りないタスクにまず気が付きません。いきあたりばったりの生産性の低い仕事なります。タスクばらしをやっておくと、あとで振り返るときにも役立ちます。



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