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ITプロジェクトが炎上する原因って知ってましたか?

本当によくITプロジェクトって炎上するもので、どうしたら炎上しないのかが30代のときからの自分の課題でした。

プロジェクト管理の本を読んでセミナーに参加したりしたんですが、これがまったく役立ちませんでした。
あるとき、アメリカで長くITプロジェクトをやっている人から、リスク管理の話を聞いて、これだ!とひらめきました。

計画段階からリスクを正確に把握して、その対策を考えておけば、なんとなりそうだ。しかし、リスクはどうやったら把握できるのか?

それは、プロジェクトを構成する要素をすべて正確に把握し、その構成要素の属性を理解しておけば、自ずとリスクが湧き出ると考えました。何もないところから、なにかアイデアがひらめくというのは、マインドマップの真髄とするところです。

プロジェクトの絵を書けばよいのです。プロジェクトを構成する要素と、要素の属性、要素間の結びつきを絵にできれば、人間は直感的に理解できます。このプロジェクトの絵を書くには、マインドマッピングソフトが最適です。

マインドマッピングソフトを利用してプロジェクトのマスターマップを作り、そこから派生する子供のマップをどんどん追加していえば、プロジェクトの全体像を掴んでいけます。さらに、マインドマッピングソフトのよいところは、プロジェクトになにがしかの小さな変化があったときに、即マップに簡単に反映させることができるというところです。これにより、いつも最新のプロジェクトの絵を保持することができるわけです。

マネージャーは、部下が仕事のリスクを正確に理解しているか知っていることがとても重要です。リスクを認識してなければ、それなりの指導が必要となります。

試しに、あたなの部下に白紙の紙を与えて、思いつく限り、リスクと思えるものをマインドマップで書き出すように指示してみてください。その紙に書かれた結果が、部下の本当の姿、そしてマネージャーであるあなたの実力です。


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