見出し画像

生徒が挨拶をしなかっただけでなぜ怒るんですか?という話


ある番組を見ていたときにその学校に通う生徒が全く挨拶をしなかったんですね 


そうしたらその学校の先生が挨拶をしろ!と、そんなんじゃ


どこに行っても通用しないぞ!と怒鳴り散らしたんですよ


ここだけを見るとそんなの当たり前だろ?その挨拶をしなかった生徒が悪いだろ!


むしろ良い先生だろ!これの何が問題なの?と思う方もいるかもしれないですけど


自分は凄く違和感を感じましたね、そもそもその生徒が挨拶しなかったということは


挨拶をしたくなかったのか、するのを忘れていたのか


しようと思ったけど、その先生が嫌いだったからしなかったのか


もしかしたらいじめにあい先生に気づいてほしいから


わざと挨拶をしないで怒られようと思ったかもしれないですよ


他にも様々な理由があると思うんですけど、その根本的な原因が何か、わからないのに


挨拶をしろと怒鳴ったところで、その生徒はしっかりと挨拶をするようにはならないと思います


先生の前ではしたとしてもそれは、挨拶をしないと怒られるから、とか


ぐちぐち文句を言われるから一応しとくわ!という感じではないでしょうかね、他にもありますけど


であるならば、例えば、挨拶をした場合としなかった場合はどう思う?


どう感じる?実際に店の店員役とお客さん役をわけてやってみるとか


声は大きい方が良いのか?それとも小さい方が良いのか?


お辞儀はした方がいいのか?するにしてもどのくらい頭を下げれば


相手から見た印象は良くなるのか?などを考えさせれば良いと個人的には思います


その他にも、ありがとうございますと言った場合と、言わなかった場合


などいろんなことを考えさせて実際に何回もやってみれば良いんですよ


そうすれば挨拶をした方が良いんだなぁ、という解釈に至り


しっかりとする可能性は高くなる、プラスで思考するという訓練にもなり一石二鳥です


そういったことをしないのに挨拶しなかったからと頭ごなしに怒鳴るのは


指導者としてどうなのかな?と思った話でした


これは、勉強が嫌いでやらない子どもにも共通しているんですけど


勉強が嫌いなのに頭ごなしに叱ったり怒鳴ったりして


心から勉強が好きになり、勉強し続けるようになると思いますか?


勉強は嫌いなのはその原因があるわけなので、それを取り除くか


和らげるか、変化させるかなど、いろんな方法があるわけですよ


それをしなければ、学生時代はするけど社会人になってから


一切勉強しない人間に成長してしまいますよ、という話で終わりにしたいと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?