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「神の一手」を探して(4)
「神の一手」を探して(1) 「神の一手」を探して(2)
「神の一手」を探して(3)
前回まで将棋の神さまへのインタビューを通して、「形勢」とは何かを明らかにしようとしましたが、神さまには局面の結論自体が分かるため、「形勢」という考え方がないということでした。前回のインタビューの最後で、少し光明が見えた気がしましたが...
神 (続き)2つの局面を比べて違うのは、局面から全探索をしたときの最終
「神の一手」を探して(3)
「神の一手」を探して(1) 「神の一手」を探して(2)
前回は将棋の神さまにインタビューしたものの、将棋の神さまは万能すぎて「瞬時に全探索できるため、その局面の結論が分かる」、またそのため「形勢という考え方がない」ということが分かりました。このシリーズの目的は「形勢とは何か」「最善手とは何か」突き詰めること。このままでは引き下がれません。インタビューを続けましょう(といっても逆に質問されてま
「神の一手」を探して(2)
「神の一手」を探して(1)
前回に引き続き、「形勢」「最善手」とは何か?を考えます。とはいっても、考えるのはアマチュア将棋指しの私。将棋歴は長くとも棋力は一向に伸びない身では手に余ります。そこで「将棋の神さま」に登場してもらい(本邦初、でしょうか)、色々教えていただきましょう。
――将棋の神さま、本日はよろしくお願いいたします。
将棋の神さま(以下、神) うむ。
――失礼かもしれません
「神の一手」を探して(1)
将棋を指していると、「形勢はどうなんだろう」「次は何がいい手なんだろう?」ということを考えるようになります(考えずに指すことも可能ですが)。あるいは将棋を観る(NHK杯将棋、棋譜中継や棋譜並べなど)ときにも、「どちらがいいのか」「この手の意味は」「この局面の最善手は何だ?」なんて考えながら楽しむこともあるでしょう。
この「形勢」「最善手」...何気なく使いましたが、将棋を指すにしても観るにし