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アメリカに到着 英語が出ない時、人間はなかやまきんに君になる

諸々が終わってこれからしばらく滞在するホテルに到着いたしました。近くのスーパーでビーフジャーキーを買って、それを部屋で食べながらこれを書いています。美味しいです。ていちょうです。

サンフランシスコに無事到着

私が乗った飛行機は、何事もなくサンフランシスコ国際空港に到着いたしました。9時間30分の道のりでした。出た時間が日本の夕方で、付いた時間はアメリカの朝です(日本だと深夜3時)。ちなみに飛行機の中で全然眠れなかったです。時差ボケでねむい。機内ではトップガンマーヴェリックとマトリックスレザレクションズを見ました。

入国審査

ありがちな入国審査です。「仕事は何してんの?」「なんで来たの?」みたいなことを聞かれました。「英語は分かるが質問の意図が分からん。そんな簡単な質問をするはずがない。」というやらなくてもよい深読みを発動して何回か聞き直しました。聞き直しても質問文は変わらないので結局深読みをやめて答えたら何事もなく終わりました。パスポートにスタンプは押されませんでした。デジタルです。ちなみに審査官のスマホの壁紙が奥さんと子供の写真でした。

税関

飛行機の中か、入国審査の前に税関の用紙を書かされます、普通は。「めっちゃ現金持ってきてないよね」「肉とか果物とか何かの種とか持ってきてないよね」というようなことのチェック用紙です。なんと今回は書いていません。不思議です。その代わりに入国審査で「現金いくら持ってる?」「なんか食べ物持ってきた?」と聞かれました。あれが税関の代わりだったのかと全て終わってから気づきました。

荷物受け取り

預けていた荷物の受け取りです。ドデカ回転寿司システムのアレです。私は前の記事のとおり出発6時間前という意味のわからんほど早い時間に預けたせいなのか、荷物が流れてきたのは一番最後でした。40分くらい待った……適切な時間に預けるのが吉ですね。

到着ロビーへ

出たら戻れないタイプのゲートを出て到着ロビーに着きました。出たすぐ横ではコロナの無料検査がどうとかこうとか勧誘している集団がいました。絶対個人情報と引き換えじゃん、と思ってガン無視しました。

Uberで移動

Uber、初めて使いましたが最高ですね。日本で「ウーバー」と言うとUber Eatsのことを指す場合がほとんどですが、元来のUberは自家用車での移動のついでに人を乗せて稼ぎたい人と、安く移動したい人のマッチングサービスです。呼んだら3分で来ました。ユーザーが大量にいるからこそ為せる技です。ちなみに間違えて出発ロビーに呼んでしまい、階を移動するハメになりました(1ミス)。さらにスーツケースを積み込んでいる時に爪が割れてしまいました(2ミス)。また、サンフランシスコ空港の出発ロビーの自動ドアの中には、中から外へ出る人のためのセンサーが無いものがあります。オートロックマンションの入口みたいなもんです。私はその扉に当たってしまって外に出れなくてあたふたしました(3ミス)。しかしここで全く同じ状況の金髪美女がいて「どうするこれ?」というアイコンタクトによる意思疎通が出来たので結果オーライです。ちなみに外から入ってくる人により扉が開いたので出ることができました。無事に車にたどり着きホテルへ向かうことができました。

移動中

サンフランシスコから30分くらい移動しました。土地が余ってるんだなぁ。という景色でした。建物が軒並み低くて敷地面積がやたらデカい。あと左ハンドル右側通行に慣れられるのか不安しかありません。

ホテル着

ホテルにチェックインしました。窓口の人が言っていることの半分くらいよくわかりませんでしたが「案内読んどきます。質問はホテルのアプリのチャットで送ります。」という力技で済ませました。

英語が出ないとなかやまきんに君になる

ホテルで両手に荷物を持った人のために扉を押さえておく善行を行いました。「Thank you.」と言われました。「You're welcome.」などと言うべきです。しかし私はまだ頭が英語モードになっていなかったため思考が停止し、さわやかな笑顔を浮かべることしかできませんでした。重いドアを押さえるポージングをしながら謎の笑顔を浮かべるその様は、ほぼなかやまきんに君だったのではないかと思います。

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近くのスーパーへ

近くにアメリカ版イオンことWalmartがあったので、早速観光半分で買い物に向かいました。カートのカゴがひたすらにデカい。日本のコストコより多分デカい。ニトリで家具を買うためのカートよりデカい。意味がわからん。

冷蔵ピザと冷凍ピザと冷凍ピザを買い、ドデカジュースやドデカミートソースを買い、ビールも買おうとしました。そしたら「ID見せて」と言われました。普通に考えてアルコールを買うために年齢確認の身分証を見せろということなのですが、その時私は自分がビールをカゴにいれたことを忘れており「前の人は求められてなかったよね?何故俺だけIDを求められているんだ?」となり困っていたら後ろに並んでいたおばあちゃんが「どこどこでいくらか払えば作れるよ」と親切に教えてくれたのですが、私はさらにこれで混乱し「場所指定された?ということは"ID"とは"身分証"という一般名詞ではなく固有名詞なのか?何かこのスーパーで必要な手続きを俺が飛ばしてしまったのか・・・?」と深読みに深読みを重ねた結果話がアンジャッシュした(古い方の意味)ため、結局ビールは買えませんでした(4ミス)。国際運転免許証を出してみましたがダメでした。これもIDやろがい!と思いましたが。色々会話したあとに「ID無いならダメでーす」とビールがカゴから出されたときに「あ~~そういうことか。」と全て理解しました。

何を理解したか

カリフォルニアでは一般的にカリフォルニアIDが身分証として使われます。カリフォルニアIDとは名前の通りカリフォルニア州が発行する身分証です。運転免許証とも一体化しているので、日本でいう運転免許証兼マイナンバーカードのようなものでしょうか。(日本でもマイナンバーカードで免許証を兼ねようとする動きがあるかと思いますが、それの実現後だと思ってください。)
店員さんは普通に「身分証見せて」と言っていたのですが、実際は「カリフォルニアID」が出てくることを期待していたでしょう。(もしくはアメリカでポピュラーな他の身分証。)その時に国際運転免許証という超マイナーIDが出てきたもんだから弾かれたのだと思います。日本で「身分証見せて」と言えば「運転免許証」が出てくると期待しますよね。その時に国際運転免許証が出てきたら「なにそれ知らん」となりますよね。調べていただければわかりますが、私も取るまで国際運転免許証を見たことが無かったですしデザインも知りませんでしたし、アメリカ人ならなおさら日本発行のこの免許証のことを知っているはずがありません。そら弾かれますわ。せめてパスポートだったら行けたかもしれませんね。
さらに後ろのおばあちゃんも「ID」といえば「カリフォルニアID」なので「どこどこでお金払えば作れるよ」と教えてくれたのでした。まあそれでまたさらに混乱してしまったんですが。

ただし、もしその時これを理解したところで、まだ着いたばっかりなのでカリフォルニアIDは持っていないですし、その時はパスポートも持ち歩いていなかったので、最初からビールは没収されるさだめだったのでした。

1日目で4ミス

非常に幸先の良いスタートですね。これからも大量に失敗をするのでよろしくお願いします。


30分後の追記
買ってきた冷蔵ピザはオーブンでの調理が必要だったのですが、私の滞在しているホテルには電子レンジしかないことが判明しました。5ミスでした。

1日後の追記
買ってきた冷凍ピザもオーブンでの調理が必要でした。冷凍だったら電子レンジで調理可能なやつだと思うじゃん!!6ミスでした。

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