聴くと死にたくなる音楽
音楽には驚くほどの
多様性があります。
POPやROCK、DANCEや
HIP-HOP、K-POP、アイドル
枚挙にいとまがありません。
今はもっと細分化されていて
ジャンルに分けるのは
とても根気のいる作業です。
とりわけハードロック、
ヘヴィメタルはみなさんの耳馴染みが
あまりないことでしょう。
あんなガチャガチャ
うるさい音楽、何歌ってるか
分からない。
僕が今まで言われてきたことです。
僕はメタル人間です。
多種多様なメタルに触れてきましたし、
自身もかつては
メタルバンドで活動していました。
あの轟音は僕にとっては
オアシスなのです。
そして
メタルの感情は怒りです。
怒りが身体中満たされて
カタルシスを得るのです。
メタルは
もっと掘り下げていくと、
悪魔崇拝のBlack Metalがあり、
さらに掘り下げていくと
Deppressing Suicidal Black Metal
というものに到達していきます。
Depressingとは鬱
Suicidalは自殺。
悪魔崇拝を超えて、
敵対するのが自分、
つまり鬱で死にたい人が聴くにぴったりな
Black Metalなのです。
Deppressing Suicidal Black Metalの
感情は死と絶望です。
怒りのエネルギーではなく
地の底から湧き上がる
負の感情が身体中を支配します。
また、
Deppressing Suicidal Black Metalは
音質は悪く、ボーカルは悲鳴のような絶叫で
歌います。
僕はここ数ヶ月、
Deppressing Suicidal Black Metalに
自然と流れていったのですが、
僕の精神状態がここまで辿り着いた
のかもしれません。
Deppressing Suicidal Black Metalの
触れ込みは
聴くと死にたくなる音楽。
それが世の中に存在するのです。
マニアックで小さな市場があるのです。
しかし聞いたことのある人なんて
日本でいえば1,000人いれば
良い方かもしれません。
noteでは長いので
あまりYouTubeを貼り付けるのは
好きではないのですが。。
4分53秒頃から。30秒程度でいいので
よろしかったら聴いてみてください。
耳を塞ぎたくなりませんでしたか？
この1曲目だけで
鬱屈と冷たい森の中で一人彷徨って
いるような感じがします。
また自分の死に場所を探してるかのような。
だから僕はyoasobiなど
誰もが口ずさめるような
音楽は間違っても聞かないのです。
アメリカトップチャート、
各国のトップチャートなど
どこいく風。
耳を通過すらしません。
Apple Musicで
貯めたそのジャンルだけで
20,000曲。
これだけあれば鬱は悪化するでしょう笑
こちらも長いので
1分35秒頃から1分ほど。
しかしどうでしょう、耳心地が
良いのです。
音楽と精神は繋がっています。
最近寝てばかりで活動的なことは
一切していません。
しかし間も無く始まる復職。
社会からつまみ出されるかもしれない
不安。
耐えられるかな？笑笑
寝てる時もそのまま聴いています。
20,000曲を全部聴くには
90時間かかります。
でもこれらの曲があるから
今の僕は救われているのです。
もう一度言いますね。
音楽と精神は密接に
繋がっています。
テンション高い時にバラードなど
聞かないでしょう？
瞑想中にハードロックは？
BGMとして聞いてるのではなく
僕は聴いています。
まるで本を読むかのように。
歌詞はいろんな言語があり
何言ってるか分からないし、
絶叫で歌ってるので
最早歌詞は楽器の1つです。
当然趣味が合う人などおらず
一人暗闇で聴いているのです。
ちなみにプレイリストを作ったのですが
606曲、58時間54分です。
おそらくこの記事を
読んでる方は
一曲たりとて
知らないでしょうし、
興味すら起こらないでしょう。
このプレイリストは
毎日2時間聴いたとしても
1ヶ月かかります。
ドラム、バイク、サーフィン、
筋トレと全て10年以上続けていましたが
全て辞めてしまいました。
僕はハマると一直線になるので
周りが見えなくなるのです。
当面Apple Musicにはお世話に
なるでしょう。
今は鬱がきつくて
体が言うことを聞かないのです。
この音楽収集作業と聴くことで
1日の大半を費やします。
激しくて悲しい
ザラザラとした音のする
音楽だけど
ピアノの美しいパートが
あったりします。
そんな時、泣けてきます。
歳を取ると涙もろくなると
言いますが、僕は違います。
処方されてる薬が強く、
種類も多いので
普通の人より
感情が無感情に近いのです。
激しい自己嫌悪、不安障害、
そんな中で見つけた遊び場。
ノイズの中にある美しさ、尊さ。
最後に。
心地よくてたまりません。
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