剣道における「発声」の効果
筋肉は100%の力を発揮できないとよく聞いたことあるでしょう。
電気刺激を用いた実験で「発声」による神経系抑制の解除による筋力出力が結果として出ています。詳しく知りたい方は別のところで検索してください
私たちの身体の神経系には常に抑制がかかっています。
これは、
・強すぎる力を出しすぎることでの身体の損傷を防ぐため
・際限なく頑張れることによる疲労困憊を防ぐため
の2点があげられます。
発声は目的ではない、リミッターを解除する手段
シャウト効果:大声を出して興奮性を高めること、神経系の抑制を解除しようとする効果
結論だけ求める方には、
「発声」はシンプルに神経系リミッター解除、やりすぎると疲れると覚えておけばOKです
また疲労時は、神経系の抑制が強いため、通常時より効果が倍増します。ただし、疲労時の出力は通常よりもエネルギーの出力小さいと通常考える。あくまでも、「効果」が大きいだけである。
剣道では、初太刀とここ一番の踏ん張りどきに発声したい
神経系の抑制の解除は身体の疲労を促進させます
「発声」は、一種の自然のドーピングですね
これを使いすぎてしまうと早めに疲労が来てしまう
剣道において、稽古においては神経系の抑制を解除する訓練はしておいてもいいかもしれないが、「発声」による効果は知っておかないと、勝負どころでエンジンをかける手段を意識できないでしょう。
剣道でいう「気攻め」の「気」とは?
「気」はこの「発声」に関連するように人間の「心」と密接につながるエネルギーであるが、実は「気」は存在証明をされている。
ただ、現代社会において「気」をエネルギー資源として使う手段や他の科学の使用方法として確立されてはいない。
存在証明はされているが、その使い方と効果は未知数な部分が多い代物です。
しかし、剣道ではこの「気」という概念が昔から使われているので、完全に無視するわけにはいかないだろう