喫茶手紙寺分室
手紙寺のメンバーが出会った、土門蘭さん。土門さんは、書く時間は誰の肯定も否定も入り込む余地のない唯一無二の自分だけのもので、自分の心と体を全肯定する時間だと言います。そしてその時間に救われ、今も救われ続けていると。土門さんの言葉は、今を生きる私たちを支えてくれる言葉です。それは土門さんの中で「生きること」「女であること」「死ぬこと」「孤独であること」との格闘が長い間にわたって徹底的に行われ、それを突き詰めた上で出てきた言葉だからです。この人の言葉でみなさんへの手紙を書いてもらいたい、強くそう思い、連載をしていただくことになりました。「手紙」とは文字通り、「手で紙に書く」こと。「手紙」という手法でしか書けないものを読んでみたいと自らの提案で自筆の手紙を毎回書いてくれることになりました。そして、読者から手紙を募り、その手紙への返事を書きます。
手紙寺に届いた手紙や、noteでの【#あの人に届けたい手紙】を集めていきます。
喫茶手紙寺分室スタッフが、日々のできごとや想いをありのままに飾らずに綴ります。