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【エッセイ】鬼怒川温泉

鬼怒川に友人達と行ってきた。温泉街は何処も寂れてるけど、鬼怒川は寂れ具合が顕著だと思う。侘び寂びを感じられる日本人である私としては、廃墟めぐりもしたかった所だけど、友人達が興味無さそうだったので諦めることにした。それでも宿から少し歩くだけで、窓ガラスの割れたホテル跡が姿を現す。昔は賑わっていたんだろうな。壊れてる窓ガラスから誰か忍び込んだりしたんだろうか。やはり寂れた物から何か歴史を感じる。こうした物件を壊すのにもお金がかかるんだろうけど、そこにお金をかけることもできない鬼怒川温泉街。所々に七福神を模した鬼が立っている。これらを探すと散歩旅も多分面白い。何かそこに無くても、無理矢理見つけ出すのが散歩の醍醐味だと思う。只、行ってみて分かったけど東東京なら2時間電車に揺られていれば着くので割と近いんじゃないかと思ってる。東京寄りに住んでる千葉県民も行きやすいだろう。コロナで外出するのも億劫な世の中になってしまったけれど、皆さんたまには温泉は如何?

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