【エッセイ】千葉GOLDレビュー

たまたま一風堂千葉店に立ち寄ると、開店17周年記念のため三日間限定のラーメンを提供しているとのことだったので注文してみた。

その名も千葉GOLD。お茶漬け付き。

先にお茶漬けが運ばれて来た。お茶漬けと言っても、チャーシューが乗ったご飯のみでお茶は付いてこない。こちらのご飯にはお茶では無くラーメンのスープをかけるのが一般的な食べ方らしい。私は素のままご飯を口に運んだ。ご飯に少々塩味を感じたが、ほとんどただのご飯だと変わりない。これはラーメンが到着するまで待った方が良さそうだ。

ラーメンはすぐに運ばれて来た。塩味特有の透き通ったラーメンスープの底で自家製麺が光っている。私は箸で麺を掴んで口に運び、勢いよく啜った。ツルツルとした食感が唇から舌へ伝っていく。私は適度に麺を咀嚼した。程よいしょっぱさが口の中で広がっていく。私は麺を飲み込んだ。喉越しに麺が通っていくのが伝わった。

麺を完食し、私はお茶漬けに残りのスープをかけた。そしてお茶漬けを口に頬張ると、スープの塩加減とご飯のバランスがよく、さらにお茶漬けをかき込んだ。スープの塩が喉に程よく乾きを与えてくる。乾きを潤そうと私はお茶漬けを食べ続け、気づいたらスープを完飲していた。

ご馳走様でした。

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