絶賛休職中

前回はこちら

何のやる気も湧かないまま1か月が過ぎた。目標が無いまま生きると、虚しさだけが残る。目標が無いのは、自分自身の能力の無さに絶望したからだ。キルケゴールは「死に至る病、それは絶望である」と言った。とりあえず暇だったので、note大賞にでも投稿しようと思っていたが、うまくまとまらず期日を過ぎてしまった。小説を書こうと思っても、読者に伝えたいことが特にないため、登場人物や設定が記号にしか感じない文章しか書けなかった。なので、他のことをしよう。さて、何しようか。

「楽しいことをやれ」という言葉が、今の若い人たちにとって人生の指針になっている。大人もそれを真似して若い人たちに向けて言っている。しかし、今の自分は何が楽しいのかわからない。知らない人と話すのは苦痛だ。ずっと漫画や小説を読み漁っていたけれど、それもだんだん飽きてきた。アニメや映画は5分もすると集中できなくなり、最後まで見れない。ただし、YouTubeに投稿された5分から10分程度の動画なら見ることができる。逆を言えば、私の集中力はこの程度の時間しか我慢できないんだろう。そして、これが楽しいかと言われると、エキサイティングな楽しさはない。昔はピアノを弾いていたけれど、なんだか演奏に集中できなくなった。友達と話すのは楽しいけど、生産的な話になると頭が働かなくなる。

かといって、いつまでも腐り続けるわけにもいかない。今日久しぶりに筋トレしたけど、ちょっとだけ達成感があった。ニートならほんのちょっと汗をかくことで今日一日に満足できるのかもしれない。また、先週は草野球をしてきた。元々会社の同期に誘われて始めて、そろそろ二年ほど経つ。特に練習してないので何も上達してないけど、このクソ暑い中で体を動かすのも気持ちがいい。右腕と左腕と首がヒリヒリ痛いけど。今の自分にとって「体を動かすこと」が、復活するのに必要なことなのかもしれない。あと、生成AIのアプリでも作ろうか。作成途中のものがあるので、ある程度形にしたい。でも、頭が働かないんだよなあ。もう頑張るのが怖いよ。働くのが怖いよ。

やらなくてはならないことを楽しくやれるマインドって手に入れられないものなのかねえ。