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現実世界では胆力がものをいう

現実世界では胆力がものをいいます。

胆力がないと、理不尽なことがあって正しいと思うことを心に持っていても相手に伝えることができません。

心からやりたいことがあってもそれを実行に移す力が乏しくなってしまったり、そもそも心からやりたいと思うことが見つからなかったりします。

「心の底からやりたい!」と思えることは、お腹の底から湧き出てくるものです。

根源的な生命エネルギーの湧出です。

街を歩いていると、腹に気が満ちておらず、ゆるゆると抜け出てしまっているような方も多く見かけます。

この状態だと、他者から何か仕掛けられても気づかないばかりか言われるがままに行動してしまうリスクがあります。

他者が仕掛けてきたことを鵜呑みにせず、自分軸で生きるには、胆力の支えが必要です。

気が漏れやすい人は肛門が緩んでいる人が多いです。

肛門をキュッと引き締める感覚を維持できると胆力も維持しやすいです。

実際には内肛門括約筋は不随意筋なので意識して動かすことができない筋肉なのですが、肛門に栓をするイメージを持つとともに、腸腰筋でお腹全体を引き締めておくとより効果的です。

腸腰筋は深腹筋、所謂インナーマッスルの部類に入る筋肉ですが、ここを鍛えておくことで胆力を強化できます。

興味ある方は「腸腰筋 筋トレ」などでYouTubeで調べると色々出てきますので参考にしてみてください。

現代気功をされている方は特に胆力維持が大切です。

現代気功の学びが進むにつれ、扱う情報空間も大きくなっていきますが、巨大な情報空間を支えるのも、胆力を中心とした身体全体です。

現代気功で学びがかなり進んでいる方は分かると思いますが、情報空間には重みがあります。

扱える情報空間が巨大になればなるほど、それを支える胆力と身体が必要です。

ここでピンとくる方もいるかと思いますが、巨大な情報空間を支えるポーズ、鍛錬法が「站椿功」です。

以前noteでもご紹介しているので参考にしてください。

樽を抱えるようなポーズですが、これはまさに情報空間を支えるイメージです。

巨大な情報空間を支えて、そして気=情報を滞りなく巡らせることができます。

ぜひ站椿功も日々のワークに取り入れてみてください。

胆力を強化し、自分軸で現実世界を楽しい世界に書き換えて行く力を身につけましょう^^

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