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"Take a sabbatical!"

昨日の朝、全くやる気が起きないと夫に訴えたら、そう言われた。
というわけで、しばらくサバティカル休暇をいただくことにした。

結論から言うと、普段と何かが大幅に変わるわけではない。それでも、夫は私に何か用事を頼む時に、
"I know you are on sabbatical but...(サバティカル休暇中に申し訳ないが)"
という前置きをしてくれる。

たったそれだけの事でも休暇を取っている気分になれる。「サバティカル中」という言葉を何度も口にする事によって脳がうまく騙されてくれている。

サバティカル休暇中でも生活を回していくために必要最低限の日課はこなさねばならない。それ以外の事は「今は休暇中だから」と後回しにする。

「今は休暇中だから」と後回しにした用事は今すぐしなくてもいい事なのだ。それをやらなければならない時が来れば「今は休暇中だから」と後回しにはできなくなる。

そもそも昨日から私が感じていた疲労感はあれもやらなきゃこれもやらなきゃとプライオリティの高低は関係なく脳にあるTo Do Listにがんじがらめになっていたからかもしれない。

人が休暇を取って遠くに旅をする理由の一つはそこにあるのかもしれない。物理的に日常から遠く離れる事によって脳が日頃のTo Do Listから解放されるから。解放されざるを得ないとも言える。

とりあえずは家にいながらにして、「今は休暇中だから」という言葉で脳を騙し続けてみよう。

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