高配当積立(HDV)~受取配当金の推移~

何年かけて何円投資したら、何年後に(配当金)何円もらえるの?!
をシミュレーションしてみる。

配当金と配当利回りについての説明

株を買ったら、「買ってくれてありがとう」と、その何割かをもらえる。これが配当金。買った額から引かれるわけではなく、ちゃんと別のところから入ってくるので、元手は減らない。紛れもない不労所得である
例えば1000円投資して、その1%の10円を年間配当金として受け取った場合...

1000円 x 1% = 10円 (配当金)

上の式の1%のことを、配当利回りと呼ぶ。つまり
配当利回り=元手(1000円)に対する配当(10円)の割合=1%
で、配当利回りが高い株は「高配当株」と呼ばれている。世間的には、年間配当利回りが3.75%ぐらいあれば「高配当」と思っている。
だいたい税金で2割持っていかれるので、実質は3.75*80%=3%。
ちなみに、この10円は元本1000円とは別の場所から支払われるので、自分のお金が減ることはない(たまに、元本から配当金を出す悪どいのもいる)。

生活費(の一部)を配当金でまかないたい

で、最近話題のFIRE(経済的自立&早期退職)を達成している人は、配当金で生活費(の一部)をまかなっている人もいる。
例えば、家賃が月10万円だとして、これを配当金でまかないたい!とする。
つまり、年間で120万円ほしい計算。配当利回り3%の高配当株に投資するとして、元手はいくら必要?

120万円 / 3% = 4000万円

ひと月に何円、何年間投資すればここにたどり着くんだ...

受取配当金推移のシミュレーションしてみた

銘柄:HDV(税引後の配当利回り3%前後)
期間:10年間(2011年3月〜2021年3月)
積立:月30万円(=3000ドルとする)
↓結果(年ごとの受取配当金)↓

画像1

HDVの場合、年間配当金120万円を手にするには、月30万円x10年間
つまり、3600万円で達成できる。
いや、月30万円貯金なんてできるわけねーよ!
配当再投資とか、売却益の再投資を行なうことにより、もう少し縮められる。この辺りはまた次回。

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