見出し画像

日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験 "CBT試験対策"(2級/1級共通)

割引あり

さて、先日 日本ワイン検定2級(日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験)のCBT試験を受験した訳であるが、その記事でも記載した通り予想以上に重箱の隅をつく問題が多い

これまでJSAワインエキスパート、WSET Level 2、WSET Level 3、Italian Wine Scholar、Spanish Wine Scholarなどワイン系の資格は幾つか取得し、それなりにワインの知識は広く体系的に理解しているつもりであるが、その予備知識を持ってしても公式教科書「日本ワインの教科書」(日本ワイン検定事務局 著)を読み込まなければ2級と言えど合格は難しかった。合格ラインが70点というのは「きちんと教科書を読みましたか?」という問いかけになっており「丁度良いライン」に設定されている。

当方が2級のCBT試験対策を始めるときに気になったのが公式サイトに記載されている以下の点である。
>>日本ワイン検定公式テキスト「日本ワインの教科書」(柴田書店)を中心に学習してください。3級・2級は全問、1級も大半の問題が、本テキストより出題されます。

つまり、1級のCBT試験も同じテキストより大半が出題されるのである。仮に2級を合格する為だけに浅く勉強しても、1級用に再び教科書を深く読み込む必要がある。これは単に二度手間であり、であれば最初から1級を視野に入れて2級の対策をする方が2級のCBT試験も確実に突破出来て、時間も費用もお得である。

当方はこれまでワイン系の資格を勉強する際は常に「纏めノート」を作成してきたのだが、今回の日本ワイン検定のCBT対策でもオリジナルの纏めノートを作成した。目次と試験概要導入のページを省いて合計37ページ分(Wordで作成)。

これの良い点は以下のサンプルのように、約200ページの公式教科書を試験に出るであろう、或いは日本ワインを学習する上で身に付けておくべきであろう情報を計37ページに凝縮、その上で特に重要な部分を赤字で記載した点。公式教科書200ページを何度も読んで、赤線を引いたり蛍光ペンでなぞったりするのも良いが、頭に入っているようで入っていない気がする。それは常に「読む」というインプットの作業だけであり、「答える」というアウトプットの作業が無い為だ(あと単純に読んでばっかりではつまらないし、「本当にこんなこと覚える必要ある…?」と思う部分も少なくない)。

当方の纏めノートであれば、37ページ"だけ"「読む」というインプットの作業もありつつ、試験に特に出る赤色の部分が赤い下敷きで隠せば消えるので「思い出す(答える)」というアウトプットの作業も兼ねており、記憶が格段に定着する。

加えて、公式教科書を眺めているだけではイマイチ歴史の繋がり、特に明治時代あたりの歴史人物の関連性などが把握しづらいが、この辺りも時系列や関係性含めて整理している。

この纏めノートは、高校受験の際に地理や世界史を暗記する時に作り始めたのがきっかけで、大学受験、社会人の資格試験、そしてワイン資格試験と自分の中で実績を積み重ねてきた極意であり、手前味噌ではあるが大人の雑誌「プレジデント(PRESIDENT)」でも「○○生のノートは美しい」という特集でも紹介頂いた事もある。

もし、こういう教科書を暗記するのが苦手と言う方がいらっしゃれば是非勉強の補助ツールとして活用頂ければ幸いである。これさえあれば2級は勿論、1級の公式教科書出題範囲はしっかり押さえられる(念の為、公式教科書を読む必要はないと言っているのではなく、あくまでも効率的・効果的に勉強する上でこの纏めノートをお使い頂ければ嬉しいという点だけ改めて補足しておく)。

纏めノートサンプル(ワイン検定1~2級CBT対策)

以下が纏めノートの目次である。

纏めノート目次

※章立ては公式教科書に沿って記述。
※第0章 試験概要ではテイスティング試験の品種分析(1級の試験でどの品種がどの確率で出るか)も記載。
※第8章 重要な歴史一覧は特定の事項において一覧の歴史的出来事を整理。例えばシャトーメルシャンの生い立ち等。

次に以下がノート本文のサンプルである。

纏めノートサンプル

購入(ダウンロード)頂いた後、必要なのはプリンターで印刷して頂き、赤色文字を消す為の赤い下敷きを購入頂くだけ。

纏めノートPDFファイルダウンロード(ワイン検定1~2級CBT対策)

ここから先は

0字 / 1ファイル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?