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はじめての妊娠記録#9(トラブル続きの臨月)

35wに入り健診も週に1回ペースになりました。エコーに加え毎回内診されるようになりましたがお産の兆候は全く見られず、、、そんな時に起こったトラブルについての記録です。

35w 突然の腹痛からの救急搬送

急な脇腹痛

この頃、明け方にトイレに行きたくなって目が覚めるため日中に昼寝をする生活が続いていたのですが、この日も同様に明け方早くに目が覚めたので午前中は仮眠をとってゆっくりしていました。

遅めのお昼を食べた後、片付けをしようと立ち上がるとなんだか左側だけ腰痛が。朝、仮眠した時に寝違えたかなと腰をさすっているとみるみるうちに左脇腹に広がり痛みもどんどん強くなっていきました。終いには立ち上がれなくなり、唸り声を上げながらソファでまさにのたうち回っていました。

この時心配だったのは、赤ちゃんに関わる痛みなのかどうかということ。痛みと戦いながらも「妊婦 脇腹 痛み」とか「陣痛 左側だけ」とか検索しつつ、どうも陣痛ではなさそうでしたが一向に引きそうになかったので、クリニックに電話して症状を伝えると、ひとまず一度来れますか?ということで急ぎクリニックへ。

病院に着いてすぐにノンストレステストを受けました。しかし、検査をしてもらっている最中になぜか痛みがじんわりと引き始め、検査後の先生との問診の頃にはケロッとしていました。もちろん検査の結果も問題なく痛みの原因はわからずじまい。痛みに耐えながらスマホを検索していた時に見た「尿路結石」のページが引っかかっていたため、先生に聞いてみましたが「あれは救急車呼ぶくらい痛いからね」とあっさり否定。でも私が痛みに悶えていた様子は先生は見てないよな…と少しもやもやしながらも帰宅することに。とにかくお腹の子は元気で問題ないことがわかってよかったのですが。

ついに救急搬送

自宅に帰ってしばらくすると、またもやじんわり腰痛からの激しい痛みが!先ほどと同じようにやっぱりどんな姿勢になってもとにかく痛くて、痛みの種類も突発的で持続している(陣痛のような波があるわけではない)し、例によって痛みは左側だけ。陣痛はまだ経験していないけど絶対に陣痛ではない!と思いながらも念のためクリニックにもう一度電話すると、おそらく産科的な要因ではなく他の内科的な要因ではないかとのことで、もう我慢できず救急車を呼んでもらいました。

こんなに痛いのはもちろん初めてでしたが、もしかしたら最近お通じ良くないしただの便秘だったらどうしようとか、さっきみたいにすぐにおさまったらどうしようとか、救急車呼んでよかったのかとても不安でしたが、救急隊の方が駆けつけてくれると「やっと痛みから解放されるかもしれない」という安心感で涙が出そうでした。この時には痛みからくる吐き気や冷や汗があったり、とにかくお腹に力が入ってしまうので赤ちゃんのことも心配だし、救急車の中でお腹も大きいからのたうち回りたくても体制が変えられなくて辛いし、ご近所さんに大きなサイレンの音を聞かせることになり申し訳ない気持ちもあったり、といろんな気持ちが巡っていましたが、とにかく早く痛みから解放されたくて余計なことは考えないようにしようと思っていました。

救急病院へ

うめき声を上げながら近くの大きな病院に搬送され痛みと戦いながら、救急隊員の方、病院へ到着してすぐに来てくれた看護師の方、処置室?で付いてくれた研修医っぽい方、など色んな人に症状と今日1日の経緯、そして35wの妊婦であることを何度も同じように説明し、血液検査と尿検査(動けなかったので人生初めての導尿…)をし、エコーでお腹を見てもらった結果、尿路結石ではないか、とのこと。

尿路結石・・・結石は尿路のいずれかの部位で形成される硬い固形物で、痛み、出血、または尿路の感染や閉塞の原因となることがあります。小さな結石の場合は症状がみられませんが、大きな結石が発生すると、肋骨と腰の間の部分に耐えがたい激痛が生じることがあります。(MSDマニュアル家庭版より)

しかし石の大きさがそこまで大きくないこと、そして何より妊婦であるため詳しい検査も治療もできないことから、ひとまずは痛み止めで痛みを抑えるしかないとのことでした。とにかく私はこの痛みをどうにかして欲しかったので、人生初めての導尿も看護師さんに入れてもらう痛み止めの座薬も何も恥ずかしくなく、もうどうにでもしてくれと言わんばかりに身を任せました。それでも座薬があまり効かなかった?効くのに時間がかかった?ので今度は点滴を打ってもらい、2回目の激痛からおそらく3〜4時間程度戦った後、やっと痛みから解放されました。

点滴が終わる頃には日付も変わり、受付で痛み止めのカロナールの錠剤をもらって(ちなみに座薬も点滴も全てカロナール)、タクシーで帰宅しました。とにかく救急隊の方もお医者さんも看護師さんも皆さん忙しいのに優しくて本当に有難かったです。

ここからは自宅でいつ来るかわからない痛みに怯えながら生活することになるのですが、ひとまず痛みから解放された安心感とのたうち回った疲労感でぐったりしつつ、たまたま仕事が休みでずっと付き添ってくれていた旦那さんへ心からの感謝を伝えて眠りにつきました。本当に本当に1人じゃなくて心強かった!(続く)

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