【spin a yarn + kaya】 0071

【spin a yarn】
まぶたの裏にたくわえた涙の海で、昼日中から仰向けに遊泳。実におだやかなの。つぶやくけれど、涙腺の奥からは小止みなく波がおしよせて、ひとすじこぼれてしまう。中耳に流れたそれからパチパチと花火の音、砂を踏む音、夜の海の気配。私は遅いバタ足でその夜へと泳ぐ。

— 石川葉 (@tecona) July 17, 2014

spin a yarn + kaya
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— 茅野カヤ (@kayano_kaya) July 26, 2019