CVCとVCの違い

CVC（コーポレートベンチャーキャピタル）とは、投資事業を本業としていない事業会社が、自社の事業とのシナジー強化を目的にベンチャー企業に対して出資を行う手法です。

VCの出資目的

投資先企業の株式売却によるキャピタルゲイン

CVCの出資目的

事業シナジーの発揮による自社の売り上げや事業領域の拡大。海外では既に一般的なスキームのひとつとして定着しています。

昨今、日本でもオープンイノベーションの一環としてCVCの設立が急増しています。

スタートアップ企業のメリット

事業会社の経営資源の活用や信用力の向上による成長機会に繋がる

事業会社側のメリット

業績拡大や新サービス開発コスト・リスクの削減

CVC活動を成果に繋げるポイントとして投資先ベンチャー企業との信頼関係構築が必須であると言われている事から、オープンイノベーションと同様に「スタートアップ（ベンチャー）ファーストの実践」が成否を分ける大きな要素の1つと言っても過言ではないでしょう。