見出し画像

「金融の箱庭」から抜け出すことで「Xデー」を予想する

昨今、世界経済はスピーディーかつ大胆な動きばかりで目まぐるしい。
金融について詳しくなればなるほど、「金融ショックはいつ起きるの?」という問いかけに対して「金融」という箱庭についつい入ってしまう。
その金融の箱庭に入ってしまうことで本来使わなくてもよかった時間とお金を使ってしまう可能性もある。
以下、1つでも当てはまっていたら要注意です。

  • 短期的(1~3年)なチャートから法則を見つけようとする

  • 金融セミナーに参加する

  • 自動売買ツールの購入を検討する

  • 少数の専門家やインフルエンサーの意見に盲目になる

実際、チャートから法則を見つけることやセミナーに参加することで短期的に利益を上げた人は多いかもしれません。
しかし、そんなことをするよりも前に、歴史を順序立てて見ることで長期的に見て気持ち的にも金銭的にも大きく得をします(実際自分は得をしています)

1つ、自分たちは歴史を意識している例を上げます。

1986年~1994年あたり

この画像を見れば金融に関して興味がある人なら必ず「バブル」という言葉が脳をよぎります。
その次に連想するのは決まって「バブル崩壊」という苦い思い出。
「ああ、あの頃はよかったな」と、思う人もいるでしょう。

「どうせバブルなんて弾けるのにどうして当時の人たちは気がつけなかったんだろう?」

これは今だから言えることであって、当時の日本人にとっては初めて経験でした。
初めてである。つまり歴史がなかったからこそ、みんな同じ方向を見て財産を失いました。
逆を言えば、「同じ方向を見ずに未来を予想した人」は今日に至るまでの約30年間、ずっと美味しい思いをしてきたと言えます。

しかし、繰り返しになりますがこんな意見はだから言えることです。
日本の行く末がわかっていればきっと、何かしらの資産に皆そろって変えていたはずです。

つまり、何が言いたいのかというと、そろそろある程度の未来を予測して行動したほうがいいんじゃないか。ということです。

ゲームでも攻略サイトを見てプレイすれば簡単にクリアできます。
漫画やアニメでもネタバレをされれば、もちろん結末を知ることができ「どうせこういう展開になるんだから」という気持ちで読むことになります。

では、現実の世界はどうか?

漫画やアニメと同じく、「伏線、あらすじ、キーパーソン、突如Youtubeに流れてくるネタバレ動画」のようなものが存在します。

そして、それは現実世界であっても「伏線回収され、あらすじに沿って進み、キーパーソンは現れ、突如としてネタバレ(暴露)」が起きます。

しかも漫画やアニメと違って情報量が圧倒的に違います。
漫画やアニメは何千ページ・何十時間の中から結末を知るヒントが得られるわけですが、
現実世界では何千年・何億の情報からヒントを得ることができます。

現実世界の「伏線、あらすじ、キーパーソン、ネタバレ」を知るには「金融の箱庭」という狭い視野の中にいては見えてこないこともあります。



よろしければサポートお願いします!